工作員のひょうきんな主張
2020/09/27 14:23
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投稿者:3dayuh - この投稿者のレビュー一覧を見る
再読。お金持ちのための自由に陥ってしまった国と、
いまだに事実上の君主が支配する国とでは、
下層の人々にとっては、あまり大差がないのかもしれない。
とある工作員の、奇妙な一貫性のある主張がひょうきんだった。
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投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
4巻がホラーさながらのストーリー展開で、5巻も割と不穏な話運びだったので、このまま岬美由紀はハードボイルドのスパイさながらに危ない道を歩んでいくのだろうかと心配になりましたが、今回は壮大な陰謀とかはなく、彼女の精神的成長に比重を置いた、ほほえましいハッピーエンドでした。何を期待して読んだかによってつまらないと感じたりする人もいるでしょうけど、私は岬と巻の後半で登場する北朝鮮の人民思想省工作員李秀卿の論争が興味深いと思いました。
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千里眼クラシックシリーズの第5弾。
小学館版では、
メフィストの逆襲
http://mogura7.zenno.info/~et/xoops/modules/amaxoop2/article.php?lid=4831
千里眼 岬美由紀 (小学館文庫)
http://mogura7.zenno.info/~et/xoops/modules/amaxoop2/article.php?lid=4833
となっていた2冊分が、かなり分厚い1冊になった。
クラシックシリーズのNo.4でパラレルワールドになっていたのは、実は9.11の同時多発テロとの時差問題だったってことで、本書でまたその後のクラシックワールドに戻ってきた、といったところでしょうか。
裏の裏の裏をかく究極の展開!とありましたが、まぁ、ええ加減にせぇや、、、の感。
(2008/12/24)
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北朝鮮の人民心理省(だったかな?)の李とは友達になれる
TDLのイッツ☆スモールワールドのシーンが微笑ましい
8年前に書いた作品を、設定を買えて書き直している「完全版」
美由紀が成長できるように、友理も目の前で亡くなった
松岡先生のこだわりに、読者もついていかなきゃ♪
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友里はダンプカーの下敷きになって死ぬ。阿諛子は拘置者で襲われるがジャムサが助け出す。しかし。ジャムサは銃弾で死ぬ。北朝鮮の美由紀は李とアメリカ、アフガンを共にしてディズニーランドで別れる。ダビデも度々登場する。
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北朝鮮からの工作員、イ・スギョンと美由紀の対決!
子の工作員と美由紀は当初お互いに反感しかもっていなかったけれど、徐々に理解を深めていく様子について、現在の日本と北朝鮮の関係に通じるものはないかと思った。
私たちは北朝鮮に対しあく感情しか持っていないけれど、この話の美由紀とスギョンのように、自分を見つめ返しながらお互いがしっかり向き合ってこそ対話が生まれ、平和な関係ができるのではないか、と考えさせられた。
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友里との最終決戦意外とあっさり終わった感じです。美由紀と北朝鮮の工作員リ・スギョンとのやりとりは最後感動できました。シリーズの重要キャラであるダビデも初登場します。
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7月-2。3.5点。
友里との決着は、呆気なかった。
北朝鮮の工作員との物語。
なんだか、MI-3のような感じもした。
ま、安定した面白さかな。
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まさかの千里眼だった。
これは、小学館から発売された「千里眼、岬美由紀」「千里眼メフィストの逆襲」をあわせて加筆されたものだけれど、
断然、「千里眼 岬美由紀」の、もとのほうが面白かった。
9,11テロが起きる前に書かれたこの小説は、読んだときに、本当に驚いたし、
リスギョンとの友情も、前作のほうが、とても細かく描かれていた。
アメリカでのリスギョンと美由紀との出来事は、迫力満点だった。
それを、わざわざ、今の時代に合わせる必要があったのかどうか。
また、友利の最後を描いた最後と、一緒にすることへの違和感。
クラシックシリーズ5冊目にして、ガッカリ。
ここから先、6から読むかどうか、とても迷う1冊になってしまった。
4月13日に読み終えていたのに、レビュー書くのに1ヶ月かかったほど
ガッカリした。
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千里眼シリーズの最後巻で友里との決着が決まると思っていたら、意外なことに今回でとりあえず終了。
しかし岬の前には友里を越える人物が登場。
先が気になります。
今作で初登場の李さんが非常に気になる存在です。
ぜひ今後も登場して活躍して欲しいなぁ。。。
催眠シリーズでは主人公の嵯峨さんも、今回は本業で大活躍。
嵯峨ファンとしてはとても嬉しくなる物語でした。
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ダビデの濃さで友里の決戦とか美由紀の過去とか色々すぽーんと抜け落ちました。ああいう私は何でも知っているとか主人公にちょっかいをかけてくる年上に弱いので憎らしくもまた出てきてくれないかなと思ってしまいついつい読み進めてしまいました。ほんとは怖いひとなんだけどお父さんのような優しさもあり、さすが自称神様。今回は美由紀さんのカウンセリングをかなりの頻度でしてくれます、身体を張って。
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クラシックシリーズ5
岬美由紀の自衛隊時代の回想か、シリーズのこれ位で余り読みたく無くなった。シリーズ4では、大量殺戮で嫌気がさし、今回も自衛隊の話しなんて。
北朝鮮の人民思想省の活動員、との接触。北朝鮮については、余り知らないな。こんな事も考えられるのか。
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冒頭は、宿敵友里との決着と、阿諛子の脱獄。美由紀の自衛官時代のエピソード。そこに阿諛子を彷彿させる北朝鮮の人民省の活動員登場。嫌悪する美由紀。
北朝鮮との対決か?と思いきや、活動員とのイデオロギー論争になりやや辟易したら、意外な展開へ。感動的なエピソードが満載の巻だった。
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遂に自衛隊時代のエピソートが明らかになった。北朝鮮の工作員とのイデオロギーの争いも悪くはなかった。友里は本当に死んだのかな?
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シリーズ第5弾。友里佐知子との因縁の決着、美由紀と同程度の能力を持つ李秀卿との出会いと友情を深めていく話の内容。メフィストグループのリーダー格ダビデも登場するが、コミカルな登場の仕方に、ホントに全世界を裏で操る一派のか?と疑ってしまうほど。あと、美由紀が李秀卿とお酒を飲み比べて蒲生達にグダを巻くシーンは、深刻な話の流れが多かったこのシリーズらしくないコミカルな一面が見られた。そういった意味ではページ数が多いが内容としては楽しめた一作だった。続きも読んでいきたいと思う。