- 販売開始日: 2012/10/19
- 出版社: KADOKAWA
- レーベル: 富士見ファンタジア文庫
- ISBN:978-4-8291-3598-3
花守の竜の叙情詩3
著者 著者:淡路帆希 , イラスト:フルーツパンチ
国を追放された上、銀竜となった王子テオバルト。テオバルトを救うために、彼を想う記憶を失った王女アマポーラ。互いを思うが故に離れた二人に、さらに無慈悲な運命が降りかかる……...
花守の竜の叙情詩3
商品説明
国を追放された上、銀竜となった王子テオバルト。テオバルトを救うために、彼を想う記憶を失った王女アマポーラ。互いを思うが故に離れた二人に、さらに無慈悲な運命が降りかかる……。宿命の恋物語、完結巻!
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互いの想いゆえに傷つく心
2011/02/13 13:45
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
妹姫ロゼリーを取り込んだ悪魔キャンディッドに狙われる銀竜テオバルトは、共に狙われる女性アマポーラを護るため、思い出を失い彼女に他人を見る目で見られて傷つきながらも、必死に悪魔を倒し続ける。月神との契約を果たし、再び彼女の隣に戻るために。
一方、影ながら守られるアマポーラは、テオバルトを救うために失った彼との思い出の欠落に苦しんでいた。何か大切な記憶があることは分かるが、それが何か分からない。その困惑は徐々に彼女の精神を、肉体を蝕んでいく。
同じ銀竜であり、アマポーラを保護するラトレイア王家の千年前の姫でもあるラシェルの護衛をかいくぐり、あの手この手でアマポーラに手を出して来るキャンディッドを完全に倒すため、銀竜たちはある計略を練るのだった。
滅ぼした国のいらない王子と滅ぼされた国の王女がはじめは憎悪しながらも、様々な困難を乗り越えていくにつれて思いを通じていく。しかしその恋慕は、王子が人外の存在となってしまうことにより引き裂かれる。そして、傷ついたその王子を救うために、王女は彼に関する記憶を失うことに同意する。そんな二人が再び出会うのが今回の話だ。
レーベル名にファンタジアと入りながら、ここまで純粋なファンタジーは珍しいのだが、二人の心情と、その間で心を痛める幼い娘エレンの姿を丁寧に描写しており、美しい。1巻だけだと悲恋という印象なのだが、ここまで続編が刊行されることにより、ハッピーエンドとなった。
ラストは王道
2015/10/19 23:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:青汁8000 - この投稿者のレビュー一覧を見る
真のヒロインたるエレンさんがいい味出してます。
結局最後まで、エレンがいるからこその、シナリオだったなと。
一番衝撃的なのは、あとがきのある一言でしたが。