- 販売開始日: 2012/08/10
- 出版社: 講談社
- ISBN:978-4-06-371318-3
電子書籍
Q.E.D.―証明終了―(41)
著者 加藤元浩 (著)
東欧の小国・バルキアでおきた3万人虐殺事件。弾圧を行った独裁者・スワミが逃亡先のベルギーで逮捕される。国際社会の信用回復のため、傷ついた国民の再生のため、スワミはバルキア...
Q.E.D.―証明終了―(41)
Q.E.D.証明終了(41) (講談社コミックス月刊マガジン)
商品説明
東欧の小国・バルキアでおきた3万人虐殺事件。弾圧を行った独裁者・スワミが逃亡先のベルギーで逮捕される。国際社会の信用回復のため、傷ついた国民の再生のため、スワミはバルキアが裁かなくてはならない! 身柄を当事国に取り戻すべく、バルキアの補佐人として起った燈馬(とうま)。だが、欧州の意志を代表して対立するのは、天才児・榊森羅(さかきしんら)! 1つの裁判を『Q.E.D.』『C.M.B.』で同時に描く、頭脳対決コラボ実現!
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紙の本
主観で見る世界、客観的な現実
2015/09/14 14:49
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
「C.M.B.森羅博物館の事件目録 (19)」と連携したエピソードを扱っている「バルキアの特使」と、水原可奈の知らない燈馬想の努力を描いた「カフの追憶」を収録している。
「バルキアの特使」
東欧の小国バルキア共和国で政変がおこり、大量虐殺者だった大統領スオミは国外に逃亡した。そんなとき、バルキア共和国新政府の中枢に入った燈馬想の大学時代の友人アル・ウオッシュから、彼の許に依頼が届く。
バルキア新政府としては、スワミ元大統領を自国の裁判で裁くことにより、旧時代との決別とし、かつ、他国からの信頼を取り戻すきっかけとしたい。しかし、彼を逮捕したベルギー政府はバルキア新政府を信用せず、スワミ・ガレスをベルギーで裁くと主張する。
この案件は国際司法裁判所に付託され、争議解決が図られることとなった。バルキア新政府の補佐人は、燈馬想。一方、スワミを逮捕したベルギー政府の補佐人となったのは、従弟の榊森羅だった。
国家間で対立する主張は、危うくもその補佐人同士の対立にまで落ち込んで来そうになるのだが、それをサポートするのは、水原可奈と七瀬立樹という、“腕”の立つヒロインたち。そして対立する主張の落とし所は…?
「カフの追憶」
近づく年の瀬。また今年も、燈馬想は水原可奈の家の大掃除を手伝わなければならないらしい。ただ今年は、何でも好きな料理をごちそうしてくれるということ。そうは言いつつ、鍋料理に誘導しようとする可奈を制し、燈馬は手作り餃子を所望する。
可奈と別れた直後、燈馬のもとにかかって来た電話に導かれ、一路、アメリカへ。可奈の手作り餃子まであと20時間!それまでの間に、ハイスクールの友人リン・ダービーの依頼を解決し、日本へ帰らなければならないのだが…。
自分に都合の良いようにしか現実を認識できない人は、本当に存在している。ここで描かれる人物像は、誇張はあるが嘘ではないと、ボクは知ってしまったのだ。実際、そういう人に出会ったから…。