自殺島(6)
著者 森恒二
サワダの出現により、狂い始めた歯車…。港側グループとの絶え間ない争い、そして明らかになるカイの本性…島に潜む“闇”が、静かに動き出す──。累計100万部突破!! サバイバ...
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商品説明
サワダの出現により、狂い始めた歯車…。港側グループとの絶え間ない争い、そして明らかになるカイの本性…島に潜む“闇”が、静かに動き出す──。累計100万部突破!! サバイバル極限ドラマ、波瀾の第6巻!!
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現在の日本を風刺
2012/01/25 22:12
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:トロちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
今、日本では年間自殺者が3万人を超えたまま、実に十年以上が経過している。
しかも、一説によると4万人に迫ろうとしている(震災の後の絶望死など)
この舞台はすべて若者だが、実際には、高齢者も少なくない。政府は自殺支援をすると公言しているが、
経団連はじめとする「自己都合主義」にまかせていて、「弱者はきりすて」てもいいとする
風習が、この中の主題だ。
政府が「きりすて」どころか自殺者に「死んでくれればコストが削減できる」とする
あれやこれやのやりかた、そしてその中で主人公やその周囲の人間模様が、みどころである。
決して子供の漫画ではなく、20代をこえて、深刻な労働環境や家庭環境にある人にこそ
呼んでほしい社会派的な漫画であると思う。