電子書籍
三浦綾子 電子全集 夕あり朝あり
著者 三浦綾子 (著)
日本初のドライ・クリーニング店「白洋舎」を創業した五十嵐健治の骨太な波乱に満ちた生涯を描く伝記小説。家の事情で、幼いころ生母と別れ、養子となり、一攫千金を夢見て16歳で家...
三浦綾子 電子全集 夕あり朝あり
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商品説明
日本初のドライ・クリーニング店「白洋舎」を創業した五十嵐健治の骨太な波乱に満ちた生涯を描く伝記小説。
家の事情で、幼いころ生母と別れ、養子となり、一攫千金を夢見て16歳で家を飛び出す五十嵐健治。さまざまな仕事に就いては、投げ出すという奔放を繰り返す中で、キリスト教に目覚める。紆余曲折を経て、三越百貨店の宮中係となり、そして、日本で初めてのドライ・クリーニング店「白洋舎」を創業した五十嵐健治の波乱に富み、しかし骨太な一生を、一人語りで綴った伝記小説。網羅的ではあるが、明治・大正・昭和の主要な出来事が紹介され、一種の近現代史にもなっている。
「三浦綾子電子全集」付録として、白洋舎発行の雑誌に寄稿した本書を書き終えた感想と、『氷点』の当選祝いに五十嵐健治氏から贈られた真珠のネックレス写真 を収録!
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白洋舎の成り立ち
2021/10/15 09:56
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投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本で初めてドライクリーニング「白洋舎」を開業した五十嵐健治氏の生涯を三浦綾子が一代記として発表した作品。作者はキリスト教を通じて五十嵐氏と出会い、彼の生い立ち、経験、挫折、喜びを描く。生まれてから北海道に渡るまでの放浪時代が一部、キリスト教に受礼し、三井に勤めてからドライクリーニングの研究に打ち込む時代が二部、そして白洋舎の発展を描く時代が三部と構成されている。まじめに働くことより一獲千金を目指す少年が挫折・逃亡を繰り返して得たものとは・・・。
宗教のおかげで彼の成功があったと関連付けられるのはあまり好きではないが、聖書の教えが彼の一つのモチベーションであったのは間違いない。ただなにかしっくりこないものがあった。