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オール・クリア1
2060年から、第二次大戦下のイギリスでの現地調査に送りだされた、オックスフォード大学の史学生三人--アメリカ人記者に扮してドーヴァーをめざしたマイク、ロンドンのデパート...
オール・クリア1
オール・クリア 1 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)
商品説明
2060年から、第二次大戦下のイギリスでの現地調査に送りだされた、オックスフォード大学の史学生三人--アメリカ人記者に扮してドーヴァーをめざしたマイク、ロンドンのデパートの売り子となったポリー、郊外にある領主館でメイドをしていたアイリーンことメロピーは、それぞれが未来に帰還するための降下点が使えなくなっていた。このままでは、過去に足止めされてしまう。ロンドンで再会した三人は、別の降下点を使うべく、同時代にいるはずの史学生ジェラルドを捜し出そうとするが……前篇『ブラックアウト』とともにヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞を受賞したウィリスの大作。
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紙の本
『ブラックアウト』の続き
2016/06/04 17:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かしこん - この投稿者のレビュー一覧を見る
『1』を発売日に買っていたのですが、かなりいいところで終わっているという噂・・・『2』が出るまで手をつけないことに。 で、『2』を入手して・・・結局、ちょっと手をつけたらやめられなくなってしまい、勢いで2冊とも読んでしまいました・・・というか、これは途中でやめるのは無理です。
2060年のオックスフォード大学史学生はタイムトラベル技術を使って過去に現地調査に行くのが習わし。 かくしてポリー、メロピー、マイクルの三人はそれぞれの目的のために、どうにか1940年のイギリス各地に飛んだ。 過去に行くまでのごたごたと、過去についてからのごたごた、それぞれの降下点(タイムマシンの入口のようなもの)が開かなくてこれからどうなる・・・というのが『ブラックアウト』のあらまし。 だから描かれるパートは2060年と、1940年・1941年ぐらいのはずなのに、ちょこちょこと1944年や1945年の描写があって、これはなんなんだろう、とは思っていました。
その謎が、『オール・クリア』1巻目の比較的最初のほうで解ける!
(となると、この表紙の意味もわかってくる)
なので読むのがやめられなくなるわけですが、学生たちは歴史に関与してはいけないことになっているので、時代や場所に応じて名前を変えています。 だから最初は誰のことかわからなくとも、言葉の端々やモノローグなどからそれが誰と同一人物なのかわかる! それがまた、長いこと読んできた自分に対するご褒美のようになるわけで、メインの3人以外の時代人(タイムトラベラーではなくて、普通にその時代に生きている人たち)にもどんどん愛着が湧いてくる。
結局、土曜日は徹夜して『1』を読み切り、『2』に入る。 →このつづきは『2』へ。
紙の本
SF+History
2013/05/25 23:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kazu - この投稿者のレビュー一覧を見る
ブラックアウトの続編。 オールクリア1は来月発売予定のオールクリア2に続く。 現在から過去にやってきた歴史を学ぶ生徒たちが、本来なら現在へとつながる場所から戻っているはずが、タイムラグのせいでまだ過去の世界に滞在することになる。おりしも第二次次世界大戦中でさまざまな危険が伴う。過去に一度訪れた時間と場所が重なると二度と現在への扉は開かなくなる。現在からの迎えはそれまでに来るのか?というところでオールクリア1は終了。
紙の本
今、読み終わりました!
2013/04/30 13:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やつこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
一気読み!面白かったぁ!さすが、コニー・ウィルス!の一言です。
前作の『ブラックアウト』から、続けざまの一気読みだったので、この四日間、頭の中はロンドン大空襲で一杯・・・。
3.11と通ずる気もして、ちょっと読むのが辛い場面もあったけど、コニー・ウィルスの書く登場人物は、ユーモアもあるし、活気に溢れてるから、読む方も元気づけられる気がして、だからの一気読みかも。
ああ、早く続きが読みたいなぁ・・・。