紙の本
著者の意識高い系っぷりが鼻につくが基本的には良書
2016/06/23 18:21
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:りー - この投稿者のレビュー一覧を見る
体系立ててくれているからわかりやすいし、ボリュームや例題も程よいんだけど、唯一気になったのがこれを書いている東大生がいわゆる意識高い系の典型で、ちょいちょい自己顕示欲が露骨になっちゃってて痛々しいのだ。この一冊が彼にとっての黒歴史にならないことを祈る。フォローのためにもっかい言うけども、問題を解くための参考書、入門書としてはバツグンの出来である。
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フェルミ推定入門の本としては、解説も丁寧で読みやすいしオススメできる。
ただ、冒頭部分でフェルミ推定を解く事が目的でなく、いかにロジカルな頭を作ることが目的だと書いてある割にはただの問題集となっている点が残念。
一日で読めるし、就職活動の筆記試験直前に読むのもいいと思う。
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体系立って説明できているという点において評価は高いものの、
いくつか解いてみて、つっこみどころけっこうあるんだよな。。
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★一度読めば‥★立ち読みでざっと。細かいデータのないものを、どのようにしてざっとその分量をイメージするか。グーグルなどの入社試験で有名になった推定方法だが、分類の仕方をある程度押さえてしまうと、後は同じことの繰り返しのような気がする。もちろん、そこに巧拙はあるし、一人当たりのペットボトルの消費量などの目星の付け方に技量や経験が必要なのも分かる。ただ、これをずっとやってもなあ。確かに学生のサークル活動といった感じ。
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自分の知らない数値データを、仮説を立てて推測するというフェルミ推定。 フェルミ推定では計算の結果出た数値よりもその過程が重要視される。 考えるプロセスを見るため、外資企業の面接などではフェルミ推定の問題が出たりするという。
本書は現役東大生がフェルミ推定のStepを実際の問題を例示しながら解説するもの。
現役大学生が作っただけあって、本書の構成はまるで高校の数学の解説書の様なスタイル。著者自身、数多くのフェルミ推定問題を解いてその傾向を編み出している所は流石学生である。 このようにきれいに取り纏められていると、理解しやすく、また実際に問題を解くことによって、その知識が自分のものに出来るという利点がある。
フェルミ推定の基本体系は以下の通り。
---「ストック問題」----- 「所有アプローチ」
I L 「存在アプローチ」
I
---「フロー問題」 ----- 「マクロ売上推定」→需要サイドから推測
L 「ミクロ売上推定」→供給サイドから推測
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内容紹介
東大生も感動した、最高の思考トレーニング!「フェルミ推定」とは、日常生活、勉強、就活、ビジネスまで、あらゆる場面で一生役立つ万能の脳力を鍛えてくれるトレーニング・ツール。いまでは外資系企業の面接問題やビジネスパーソン向けの教育ツールとしても、幅広く受け入れられるようになってきました。本書では、だれも書かなかったフェルミ推定の「パターン」と「解法ステップ」を、1000以上のフェルミ推定問題を解いてトップ外資系企業に内定した東大生たちがわかりやすく説明。さらに厳選された30の良問を詳しく解説しています。とくに、もっとも難易度の高い「解答のとっかかり」を体系化することで、だれもが気軽にフェルミ推定問題に取り組めるように工夫をこらしました。あなたも本書でフェルミ推定問題に挑戦し、「最高の地頭」を手に入れてください!
目次
PART1 1000問解いてみてわかった! フェルミ推定6つのパターンと5つのステップ
フェルミ推定の基本体系
フェルミ推定の基本5ステップ
PART2 6+1パターン15問のコア問題で、地頭を効率的に鍛える!
個人・世帯ベースでストックを求める問題
法人ベースでストックを求める問題
面積ベースでストックを求める問題
ユニットベースでストックを求める問題
マクロ売上を求める問題
ミクロ売上を求める問題
「マクロ需要÷ミクロ供給」でストックを求める問題
+15問でワンランク上の地頭を作る! 練習問題解答
フェルミ推定問題 厳選100問
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フェルミ推定のかなりの部分は、思考方法の慣れだということに気づかせてくれます。
頭の体操にもちょうどよく、お勧めです。
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この本はフェルミ推定の仕方を体系立てて説明しており、例題も豊富でいい頭の体操になります。
会議などでもフェルミ推定はよく使うので、いいトレーニングになります。
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外資系の企業に内定した、とてもパッション溢れる後輩が著しました。その関係で本を頂き、読ませてもらいました。
フェルミ推定とは:「日本に猫は何匹いるか?」 こんな雲をつかむような質問の答えをシンプルな式と仮定で概算する方法で、外資系企業の選考で良く問われます。
ポイントは
・フェルミ推定の問題がこれだけ載っている本自体が希少
・概算が現実とずれ得るとしたらどこか?にまで踏み込んで解説している
就活生の対策が追いついたため面接でフェルミ推定自体を問われる機会は減りつつあるようですが、企業の戦略を立てるような形式の面接でも必要な力。何より、「概算する」という癖は効率の良い意思決定に必ず要る力だと思います(研究でも、ビジネスでも、あらゆる所で)。
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現役東大生が書いているということで、
ややコンサルファーム就活向けのような印象もあるが
読みやすさは高い。
また、イメージしやすいケースなので、
初めてフェルミ推定のケースをやる方には
よいのではないだろうか?
(日本の郵便ポストはいくつあるのか?など)
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「日本に電柱は何本あるか」という問題の解を導く考え方(フェルミ推定)が学べる本。一見なんの役にも立ちそうにない問いに答えていくのだが、地頭力を鍛えるには非常に参考になる。答えは概算でしかなく、正確さが必要な場合には使えないが、大切なのはその答えを導き出すための考え方(道筋)であり、昨今の企業ではそういった力が求められている。思考実験としても面白い。
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フェルミ推定とは何だ、といのが知りたくて手に取った。フェルミ推定の問題の解き方を例示した本。
読み終えて、フェルミ推定とは取っ掛かりの無い問題をいかに分解するか、というトレーニングのように感じた。大きな問題を小さな問題に変換する部分が大切だったように思う。
・「現役東大生が書いた」と表紙にあるように確かに目線は学生側で、フェルミ推定をこれからどう活かすか、つまり実務経験との関わりについては書かれていない。
・フェルミ推定におけるMECE(ダブリなく・漏れなく)の思考は面白い。きちんとパターンを整理しながら話を進めている。
・細谷功 著の「地頭力を鍛える」が参考。
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現役東大生が書いた 地頭を鍛えるフェルミ推定ノート
先日、「問題を解く力を鍛えるケース問題ノート」読んだ際に関連書籍があることを知り、購入した一冊。
フェルミ推定なので、ケース問題とどのように違うのかと期待していましたが、期待を裏切らない予想通りの内容に満足しました。
フェルミ推定の基本体系
フェルミ推定の基本5ステップ
個人・世帯ベースでストックを求める問題
法人ベースでストックを求める問題
面積ベースでストックを求める問題
ユニットベースでストックを求める問題
マクロ売上を求める問題
ミクロ売上を求める問題
「マクロ需要÷ミクロ供給」でストックを求める問題
東大ケーススタディ研究会の本は正直面白いです。
今は卒業されたようですが、学生である彼らは自信と考察と実践に裏打ちされた理論は、大変有効だと思います。
経験値が希少な事を臆せず、自由で常識にとらわれない発想は見習いたくなります。
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BCGなどコンサル企業の面接を受けることになったので取り寄せてみた本。
内容としてはわかりやすくまとまっているし、例題とともにそのカテゴリーにあった練習問題と解法を載せていたりとなかなかに気が利いています。
実際これを読んだか読んでなかったかではあるコンサル企業との面接ももっと酷いものになってたと思うし、そうゆう意味では目を通しておいて損はないと思います。
それにフェルミ推定の問題を解くことである種の思考プロセスが身に付くわけですが、それが「地頭を鍛える」かどうかは別にしても知っておいたほうがいいしね。
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20101109 Webook 数字力を鍛えるには良い⁉ 面白かったらこっちも⇒細谷功『地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」』