紙の本
みんな少しずつ罪深い
2017/03/02 06:57
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投稿者:冬みかん - この投稿者のレビュー一覧を見る
珍しく崩れたデフォルメが出てくる頻度が少ない作品。表題作も重いけれど同時収録の方もシリアスです。ハッピーエンドなのか疑問が残るけど面白いです。
電子書籍
切なく苦しい
2016/09/22 09:02
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投稿者:なまさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
読んでいて切なく苦しいそして救われる。班目先生の切ない世界の物語はとことん切なく、読者をとことん追い込んでくれます。そしてうまくそこから助け出してくれます。読後は表紙を見ただけで胸が苦しくなります。でもまた、読みたくなります。これが中毒なのでしょうか。ホント、いやになるくらい素晴らしい作品です。
電子書籍
せつない・・・。
2021/09/16 17:59
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投稿者:mzk - この投稿者のレビュー一覧を見る
作家さん買いです。
タイトルにも書きましたが、一冊まるまるせつなかった。作画の美しさと相まってググッときます。
せつなさを求めている方におすすめです。
紙の本
1冊マルマル辛い
2016/12/10 21:24
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投稿者:はいね - この投稿者のレビュー一覧を見る
3冊目。絵もお話も微妙なはずなのに・・・気になって数冊積んでる不思議。
で、表題はハッピーエンドなんだろうけど棗が酷過ぎて・・・「淋しがりやだから」とかじゃ済まされないほど酷過ぎてツライ。
もう一つの捻じれたお話も双子を「サト」と同じく呼ぶことから、もうオカシイモン。
新しいサトとか1冊マルマル辛い。
電子書籍
恋愛の交差していく模様が上手く描かれている作品
2017/01/31 21:32
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投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
恋って誰かと誰かが思い合って、幸せになるというだけのものじゃないんですよね。
そのまわりにいる人たちの思いもあって、複雑に交錯していくから誰かは傷ついたりもする。
エゴや切なさ、誰かを強くひたすら思う気持ち、そういったものが収録されているどちらのお話にも大変上手く描かれていると思いました。
とてもいいお話でした。
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暗い感じのお話でした。あのシリーズとは対象的ですが、一話目のお話はすごく良かったです。後半のリンクして行くお話はちょっと私の好みじゃなかったですけど。皆救われていくんだろうけれど、それでいいのだろうか?とちょっと考えさせられました。表題作がすごく綺麗に救われたのでちょっとしんどい感じの終わり方だったかな・・・。あとHがなかったですね~!物語重視だったからかな? 確かにあのお話の展開だったらないほうが綺麗かもしれない・・・。
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うん、まあ面白かったです。表題もベタかもだけど泣けたりなんかして。あとに入ってた話はね、事前に聞いて期待値があがりすぎてたのか、ふーん、となってしまった。ぎゅーっとつまってる感じがね。表題に比べてぎゅーっとなってたからですかね。視点が変わるからぎゅーっとなってるように感じるんでしょうか?それぞれが背負ってるものがそれぞれに重いしね。そういう意味では一番最初の話が一番よかったかなー。
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これは…二度め読んだ時にぐわっと来る種類の作品。斑目さんはヤンデレをよく描かれているが、感情の種類をパズルのように当てはめて、足したり引いたりしている感じがする。この駆け引きめいたものがハマる人と、全く分からない人とで感想が二分される気がする。
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表題作のシリーズ一本ともう一つシリーズ一本の二つお話が入っていました。どちらも重く切ない話。
久々にBLで泣きました。どちらの話でも泣いてしまった。
表題作の方は、健気な受けの「捨てないで、愛して」が辛くて辛くて、でもラストにある攻めの告白で幸せな気持ちになりました。凄く良かった、あの告白。不器用で攻めの愛の形が切なくて愛しかったです。あて馬さんにもこの先幸せになりそうな話がアフターでついていたので良かった。
もう一つの話。連作で視点が変わっていくお話。私の中ではハッピーエンドに見えました。ハッピーと言っても片方のCPだけだとは思いますが。三人目のサトとメイは多分何年もかかるだろうけど幸せになれるんだと思います。お互いの思いをしっかりと打ち明けて早く解り合えればいいなあって。
三人目のサトが幸せの涙を流せる日が早く来る事を願うばかりです。
どちらも話も私は大好きで素敵な読後感を得られました。何度も読みかす漫画になりそうです。
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雅で2話読んでたけど完結までまとめて読めて嬉しい。朝陽にとって唯一の人であり居場所である棗。その棗にとっての唯一になりたいと日々一生懸命なのに、広海の登場で朝陽の心がボロボロと崩れていくのが痛々しい。お母さんへの叫びと棗への想いが重なっているのを読むと彼の心の傷の深さを思い知らされて涙。終盤の棗の心情の吐露にはまた涙。大切にし過ぎて方向を見失った棗の不器用さ。そういえばデイズは雅のダメ男特集だったと思い出したwカバー下に吹いたw本編の裏でこんな制裁うけてたのね棗。同時収録も心が軋むようなお話で好み!
斑目さん、悪魔シリーズみたいなコメディも上手いけど、こういった心にキリキリ来るようなお話も上手いなぁ。scarletもそうだよね。あれも好きな作品だ!
私はアニメイトダブルカバーを購入。ダブルカバーのイラストは口絵と同じ。これは「アンソロジー雅」でも表紙を飾っていたもの。この絵大好き!
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全ての話が、基本的にHappyEndなんだけど…
なんだかスッキリしないと言うか。
読み終わって「はぁ〜こんな恋したい」と、心がギュッとなる幸福感には包まれなかった。
みんながみんな、どこか罪悪感を抱いた恋。
辛くていたたまれない。
何でそんな恋を選んじゃうんだろうな。
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かわいい悪魔シリーズが好きなので作者買い。
同時収録の話の人間関係がこんがらがって分かりにくかった…設定は好みなのに惜しい。
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泣けたけど、絵が苦手だし、スッキリしないというか、後味悪い…;「ビューティフルデイズ」の後日談欲しかった。
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斑目さんのコミックはほぼ全て読んでいますが、元々『scarlet』を読んでファンになったので、これは久々にクリティカル食らいました。
表題作も、3人のサトとメイのお話も、班目さんらしいセンシティブな雰囲気がツボでした。
作中の言葉を借りるなら、表題作の主人公・朝陽を除いて「みんなが少しずつずるくて愚かな」お話です。
愚かで哀しい…でも愛おしい。
みんな幸せになって欲しいと願わずにはいられない作品でした。
表紙も口絵もすごく美しかった!!
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シリアス。
かなり重たくて驚きました。切ないとか言うレベルじゃありません。朝陽の想いに胸が抉られた。
何でも拾い癖のあるやさしい叔父である棗に引き取られた朝陽。彼は母親に見捨てられた子供で、今は棗のおかげで自分の居場所があるのです。悲惨すぎる幼少時代が正視できませんでした…かわいそうで、哀れで。
手を差し伸べた棗は、他にどんな人間的欠陥があろうとこの行為だけで善人確定です。
しかし、棗はいい人なのですが、下半身関係やら家事関係はまるでなってなくて褒められたものじゃありません。だからこそ朝陽も棗のそばに居場所を見つけ、あとは見ぬフリでいることができたのです。それなのに自分の中に芽生えた棗に対する恋心に戸惑い、自分だけのものになって欲しいと思いはじめる朝陽が、広海の登場で心を打ち砕かれてしまったところは辛かった。
誰にも悪意はないのに、誰かを愛することで苦しまなくてはいけない人が必ず出てくるところが悲しくて、胸が痛むのです。
そういう、恋愛のネガティブな面を思い切り見せつけられた気がしました。
不幸な生い立ちを背負ってきた朝陽が、やさしくて穏やかな愛を掴めたのには安堵しましたが、絡みシーンが…皆無です。まあ、あっても困るんだけど。
もっと痛い話だったのが、「今日あなたに別れを告げます」でした。こっちも恋愛のダークサイドが克明に描かれていて、胸に突き刺さりました。片恋やすれ違う恋心に仕返しがしたくて、イジワルしたり嘘をついたりして憂さ晴らしするつもりが、なおいっそう辛い想いを抱えることになってしまった美里。
メイも飯田もアキラも、それぞれが恋のために少しだけズルくなっていて、不器用になっていて、美里だけが悪者じゃないのがせめてもの救いでした。みんなのこれからが幸せになることを願わずにはいられません。…そして絡みシーンはやはり皆無。
従って、全体的に萌えどころはなかったのでした。
でも、絵柄は申し分なく美しく、作品としての読み応えには文句ナシ。小さなナイトたちの天誅と、広海の新しい恋の予感に癒されました。
★が少ないのは、あまりにシリアスすぎて、萌えが見当たらなかったから。