天川天音の否定公式 IV
領域との休戦のようなひととき、長月学園では文化祭準備が佳境を迎えていた。瑛子は天音に「後夜祭で、雪道に告白する」と宣言をする。複雑な心中の天音だが、応援すると決めた。折し...
天川天音の否定公式 IV
商品説明
領域との休戦のようなひととき、長月学園では文化祭準備が佳境を迎えていた。瑛子は天音に「後夜祭で、雪道に告白する」と宣言をする。複雑な心中の天音だが、応援すると決めた。折しも虚構式の断片が世界中で発見された報告を受け、この街に居る時間も短いことを悟ったときだった。しかし、後夜祭にて学園全体を巻き込む攻撃が御堂姉妹によって仕掛けられ、雪道たちは戦闘に巻き込まれていく。願望の化身エピメテウスの思惑とはいったい? そして、雪道と天音がうちに抱えた「永遠」と「終焉」という世界の全ての根源である『式』が、二人を思わぬ運命に導いていく――。
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引き起こされる惨劇
2010/04/26 11:16
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
他の女の子と自分を比べたり、自分の依存体質を自覚してしまった天音がちょっとだけ弱気になってしまい、その隙間を埋めるように英子が前に出てくるようになっている気がする。シロコはいつものまんまだけど。
文化祭の出し物は担任の強権発動でコスプレ喫茶に決定し、その準備や文化祭のイベントに心ときめかせる天音や英子だけれど、その裏では領域が雪道を狙って着々と包囲網を狭めてくる。そして引き起こされる惨劇。
各キャラクターが持ち味を生かしているところは良いと思うけれど、最後の展開がボクの好みではなかった。