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黄昏流星群 34
著者 弘兼 憲史
大川原藩の下級武士・白兼家の三男だった矢太郎。将来を案じていた矢先に藩の中級武士・三日月藤十郎に学問所での成績を見込まれて、三日月家の養子に。40歳で独身の養父・藤十郎の...
黄昏流星群 34
商品説明
大川原藩の下級武士・白兼家の三男だった矢太郎。将来を案じていた矢先に藩の中級武士・三日月藤十郎に学問所での成績を見込まれて、三日月家の養子に。40歳で独身の養父・藤十郎の知識を継承し、藩に役立つ人間となるべく、江戸の昌平黌で学ぶよう送り出されたが…!?(第1話)
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話は面白いんだけど瑕瑾があると…。
2009/03/01 21:17
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この回の主人公を養子に迎えた土木技術には長けても、刀はからっきしダメ、という他藩から流れてきた中級武士が実は希代の剣士、という設定は面白い。しかし、寛政年間という設定なのに、主人公が、まだ開港前で漁村だったはずの横浜から「禁じられている洋書」を購入した友人から借りる、という手紙が出て来る。享保の改革からキリスト教関係の書籍でもない限り、洋書全般が禁書ではなくなっているし、キリスト教関係の書籍でも密輸される事があった、というから、?だ。それに、この時代にドイツ語を教えるところが日本にあるかどうか。オランダ語以外では英語か、フランス語、それともロシア語ぐらいか?幕末ならいざ知らず、長崎から上がってきた蘭書を借りる、という話にしてもらわないと、興醒めする。