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膚の下(下)
著者 神林長平
「われらはおまえたちを創った。おまえたちはなにを創るのか?」それが訓練部隊・間明少佐の別れ際の言葉だった。梶野少佐指揮下の実戦部隊に配属された慧慈は地下都市・破沙へ赴くが...
膚の下(下)
膚の下 下 (ハヤカワ文庫 JA)
商品説明
「われらはおまえたちを創った。おまえたちはなにを創るのか?」それが訓練部隊・間明少佐の別れ際の言葉だった。梶野少佐指揮下の実戦部隊に配属された慧慈は地下都市・破沙へ赴くが、強硬な火星移住策を進める国連軍に反感を強め、アートルーパーの独立を宣言した。さらにナノテクによる地球復興を目論む一派との交渉は、慧慈に独自の世界観による復興を決意させる。それは残酷な創造主への道だった。神林SFの到達点
著者紹介
神林長平
- 略歴
- 1953年新潟県生まれ。「狐と踊れ」で作家デビュー。「言壺」で第16回日本SF大賞を受賞。ほかの著書に「ぼくらは都市を愛していた」など。
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膚の下 下
2016/11/07 13:38
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投稿者:によ - この投稿者のレビュー一覧を見る
<火星三部作>通し再読2。
膚の下の下巻。
火星三部作のまさに“聖書”にあたる部分。
上下合わせて1200ページというスケールにも全く無駄な文章など感じない…。
再読でも涙と深呼吸なしには読めなかった。
創造・自立・成長・意識云々、感想は山程浮かんできても結局「われらはおまえたちを創った おまえたちはなにを創るのか」という文章に全てが詰まっているんだな…と。
物語の世界に完全に浸った。
さて、次は時系列順に<帝王の殻>へ。