- 販売開始日: 2013/11/15
- 出版社: 東洋経済新報社
- ISBN:978-4-492-21212-7
財務省の逆襲
著者 高橋洋一 (著)
「経済ニュース」にだまされるな! 2014年4月、消費税が5%から8%に引き上げられます。「日本経済は15年に及ぶデフレからようやく脱出しようとしている『病み上がり』の状...
財務省の逆襲
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商品説明
「経済ニュース」にだまされるな!
2014年4月、消費税が5%から8%に引き上げられます。「日本経済は15年に及ぶデフレからようやく脱出しようとしている『病み上がり』の状態であり、ここで増税するのは、経済に悪影響を与える」という反対の声を押し切っての消費税増税です。財務省はなぜ、これほどまで強固な「増税路線」を進めることができたのか。ほとんどのマスコミも経済学者も増税翼賛路線に乗せられているのはなぜなのか。それは、財務省支配が政界やマスコミは言うに及ばず、学界にまで浸透しているからです。
しかも財務省は、決して財政再建のために消費税を増税したいわけではありません。財務省にとって関心があるのは、ただ「歳出権の拡大」です。財務省は、財政再建にも、日本経済のデフレ脱却にも関心はなく、ただ自分たちの権益を最大化することだけに邁進している集団だと、高橋氏は断言します。
なぜそのように言い切ることが可能なのか。財務省はどのようにして、政界もマスコミも学界も、自分たちの意のままに操っているのか。財務省支配のもたらす災禍とは何か、この支配を打破する方策はあるのか。
ベストセラー『さらば財務省』で知られる異色の元財務官僚、霞が関のすべてを知り尽くした高橋洋一氏が、財務省支配の秘密をわかりやすく解説します。
目次
- 第1章 こうして誰もかれも消費税増税に突き進んだ
- 第2章 かくも盤石な財務省支配
- 第3章 日本の財政、本当に危ないの?
- 第4章 財務省支配はまだまだ続くか?
- エピローグ 財務省支配は崩せるのか
著者紹介
高橋洋一 (著)
- 略歴
- 1955年東京都生まれ。東京大学理学部数学科・経済学部経済学科卒業。嘉悦大学ビジネス創造学部教授。株式会社政策工房代表取締役会長。「さらば財務省!」で山本七平賞受賞。
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財務省のやり口がよく分かる必読の一冊
2021/10/02 15:05
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投稿者:もちお - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本は消費税が5%から引き上げられる前に書かれた本だ。消費税の増税がその当時の日本(そして、これは2021年現在も同じ状況である)に本当に必要なのかを経済成長の点、社会保険料を含めた税金の回収の面、国の財政支出の面から検討したうえで、財務省に反対する学者の取り込み、新聞社に対して軽減税率という飴を与えて財務省の意見をそのまま掲載させるという財務省の手口を詳細に記載している。これは必読の一冊だ。