雪月花黙示録

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面白かったー。一気に読んでしまった。
冒頭から雰囲気があり、するりと恩田陸ワールドに入れた。
ミヤコの世界が浮かびやすく、読みやすかった。
ラストはほんの少し拍子抜けしたけど恩田陸にしては納得のできる良い終わりかただった。
もっとこの本の世界に浸っていたかったな。
もっともっと長編がよかったーー

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キャラ炸裂、駄洒落的パロディオンパレード、極みは及川光博ならぬ及川道博!!ミッチーが出てくるたびにミッチー!!ってなっちゃう。
「ロミオとロミオは永遠に」匹敵のサブカル満載、超ド級Going(強引)My Wayは、読んでると相当面白いんだけど読み終わるとつまんない。恐るべし恩田陸ワールド。

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間違いなく面白かった、途中までは（苦笑）
登場人物たち、それぞれに個性的で魅力的。
蘇芳に萌黄に紫風などなど、名前もいい。
及川道博って名前、いいの～って感じですが（笑）

が、しか～し。
あのラストはなんなんだ～。
ほとんど夢落ちに近い気がする。。。

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非常に漫画っぽい仕上がり。ノリが良く、良い意味での馬鹿馬鹿しさもあり、ポップカルチャー、サブカルチャーの手法を駆使したエンターテイメントに仕上がっている。そして、オチがアレなのもいつものことw
装丁を担当した人が映画畑のせいか、造本がかなり凝っているのもいい。

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恩田さん好きやけど全部は読んでいないのでこんなこと思うのも何だが、イメージと違う！
これはこれでアリなのかしら。
しかしようわからんまま終わった。
美術監督に種田陽平さん。カントク？
とにかく初装丁だそうです。

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2004年〜2008年 野生時代連載。2013年刊行。近未来もの。
これが恩田陸かと思うようなライトノベル、ゲーム小説のよう。

大和文化を信奉する「ミヤコ民」と物質文明に傾倒する「帝国主義者」に二分された近未来の日本。
鎖国状態の「ミヤコ」の学園を統治する春日一族と日本を統一すべく第三の勢力「伝道者」。
経済大国の残滓を引きずる「帝国主義」の代表がナゴヤで、ナゴヤ万博のテーマが頽廃と再生。
高度なテクノロジーを内包しつつも環境負荷のかからない人間的な生活が送れるかどうか。
テーマは興味深いのに、チャンバラ活劇に終わってしまったのが残念。著者自身はこの日本をどうしていきたいのだろうか。
ちなみに、穏やかで優美な印象の「ミヤコ」では普通に刀剣を所持し使用しているのに対し、「帝国主義」では銃刀法により厳しく規制されているという設定がなんとも上手い。
(図書館)

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王道な恩田陸。
でも、最後ちょっと物足りない感じが…。

ミヤコと帝国主義との諍い。
紫風、萌黄、蘇芳、道博、佐伯は…。

もし、実写かされるなら、道博はぜひとも
ミッチー本人にお願いしたい。ｗ

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物足りないけれども…！相変わらずの若干チートな美少年美少女のオンパレードににやにやしつつ。装丁が種田陽一というだけで買う価値はある気がします。

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恐ろしく漫画的だった。
派手な立ち回りでコメディタッチが入るところは高橋留美子作品。
最後の1頁は魔法騎士レイアース。小学生の頃に読んでポカンとしたあの瞬間再来だった。途中から蘇芳は光に変換されたわ。
恩田陸のファンタジー以外を読みたい。最近ファンタジーが続いてる。食傷気味。

連載作だとどうしても出しっ放しで放置の設定多いな。今回は特に目立つように思う。暁の七人については最後完全にぶん投げてたし。

あと倍の頁数があればもうちょい世界観を片付けることができたんではないかなと。
ストーリーのマズさを装丁でカバーするが如くの秀逸な装丁。

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美術監督（本の装丁って美術監督なのか？）に種田陽平氏の名が・・・映像化を目論んでいる？

なんだか少女漫画っぽいです。
残り20ページくらいで、「これ、ちゃんと終わる？」という疑問が。最終的には、「それがオチかっ！」ということに。

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古き良き時代の日本の中に近代的な背景を持つ都市のチャンバラ劇。
伝統派と革命派の抗争とちょっと難しい話だけど、その中に主人公の 蘇芳の活躍がカッコいい。
初めは世界観を掴むのが難しいけど、こんな日本があってもいいなぁと思う作品

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これ楽しい！！
まるで初期の頃の恩田作品みたい。

ご本人もインタビューで仰っていた通り、
ぶっとんでいて、とんでもなくハイテンションなノリです(笑)
「ロミオとロミオは永遠に」を彷彿とさせるような……

ここ最近の恩田さんは、わりとおとなしめな作品が多かったので、
そうそう、こういう本も書ける作家さんだったのよね！と、
新たにこの作家さんの引出の多さに驚かされました。

冷たい美貌を持つ美青年・紫風、
おしとやかな大和撫子（表向き）な美少女・萌黄、
そして猫のように警戒心の強いこれまた美少女・蘇芳。
春日家の皆さん、皆素敵すぎる。

は～恩田さんの書く少年少女達は、本当に皆美しくて参っちゃうわ。
それに皆とんでもない手練れときたら、もう惚れるしかない(笑)
和装に刀って、妙に絵になるよね。

終盤当たりのテーマパークは「禁じられた楽園」みたい。
ほんのりホラー要素もあって、自分好みのお話でした。

やっぱりラストは尻すぼみ感はなきにしもあらず、ですが。
いつものように中途半端な所では終わっていないので◎です。
さてこの先ミヤコはどうなるのか？色々と妄想するのが楽しいです＾＾

とにかくぶっとんだ作品なので万人にオススメはできませんが、
このテンションについていけた自分を誇りに思います！（爆）

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ロミロミを彷彿とさせる学園もの。同じ学園ものでも理瀬シリーズやネバーランドの方が断然好みな私としては、ややうーん。ミッチーも何だか、あんまり楽しめなかった。
何よりラストが尻すぼみすぎる。恩田さんの物語には多々見受けられるあちゃー！な感じ。ファンですからそれはそれで、今回は外れかーっ！て楽しめてしまうんですけど、登場人物が揃いも揃って美男美女で和服に刀って、、な所なども含めて全体的にちっともドキドキせず終わってしまった。。。アニメ的というより映画っぽさを感じるエンディングの演出はいいなと思いましたが、「ミヤコにいってみたいですか？」的なところで全然いきたくないなーと感じてしまったのが何だかショック。いつもはどっぷり物語の世界観に浸って色々夢想するのに。
装丁は素敵。絶対文庫よりこっちを買うべきですね。

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また恩田陸が凄まじい作品を出してきましたよ…！古き良きニッポンと、サブカルな現代ジャパンの混淆。クトゥルーとマトリックスとキルラキルをごたまぜにして、強引に作品として成立させちゃう力技。さすがです！

グロテスクな中に、確かに魅力的な何かがあって、惹きつけられる世界。自宅警備員たちよ、まずはバーチャルな世界へ足を踏み出せ！っていうのが、なかなか現実的でシュール。バーチャルリアリティ、ほんとにどこまで行くんでしょうね。

水野理瀬シリーズ、禁じられた楽園、クレオパトラの夢あたりの作品が好きな人にオススメです(￣▽￣)。