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  5. 華族たちの昭和史―昭和史の大河を往く〈第6集〉
  • みんなの評価 5つ星のうち 4 6件
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  • カテゴリ:一般
  • 販売開始日: 2022/09/01
  • 出版社: 毎日新聞出版
  • ISBN:978-4-620-31918-6
一般書

華族たちの昭和史―昭和史の大河を往く〈第6集〉

著者 保阪正康 (著)

世襲、二世たちが日本の進路を誤った!近衛文麿、木戸幸一、牧野伸顕など、したたかだが脆かった昭和の華族たち。その人生と責任の取り方。 <目次>華族たちの昭和史かつて日本に存...

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華族たちの昭和史―昭和史の大河を往く〈第6集〉

税込 880 8pt

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商品説明

世襲、二世たちが日本の進路を誤った!
近衛文麿、木戸幸一、牧野伸顕など、したたかだが脆かった昭和の華族たち。その人生と責任の取り方。

<目次>
華族たちの昭和史
かつて日本に存在した「華族」という階級
近代日本史が凝縮した学習院初等科を訪ねて
乃木、山梨勝之進、軍人出身の歴代学習院院長たち
開戦と敗戦に立ち会った二人の枢密院議長
華族の監督者、宗秩寮総裁・木戸幸一
二・二六事件と木戸の段階的華族廃止計画案
大久保利通、牧野伸顕、吉田茂の系譜
西園寺公望と近衛文麿の暗闘
日米開戦を決定づけた昭和十六年十月十二日の荻外荘会談
「天皇機関説」排撃の先陣をきった貴族院
最後の元老・西園寺公望、坐漁荘での日々
西園寺公望と日本の政治の「死」
東條英機は爵位を欲していたか
二・二六事件と牧野伸顕の決意
牧野伸顕と女婿・吉田茂の闘い
宮中を揺るがした島津治子元女官長不敬事件
赤化華族子弟の秘密組織「ザーリア」
戦時下の貴族院──講和を説く議員たち
敗戦──華族の終焉
華族は皇室の藩屏たり得たか
 
あとがきに代えて──華族とは何だったのか

著者紹介

保阪正康 (著)

略歴
1939年札幌市生まれ。同志社大卒。ノンフィクション作家、評論家。「昭和史を語り継ぐ会」主宰。独力で『昭和史講座』の刊行を続ける。第52回菊池寛賞受賞。著書に「昭和陸軍の研究」等。

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みんなのレビュー6件

みんなの評価4.0

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (2件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

平等主義の怨念 庶民の嫉妬に苛まれた日本の「エリート」は芥川龍之介描く『蜘蛛の糸』に出てくるカンダダのような連中だった。   そしてさもしいエリートしか持てなかった大日本帝国は滅んでしまうのである!

2009/02/26 21:35

16人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:塩津計 - この投稿者のレビュー一覧を見る

軽い読み物である。「サンデー毎日」に連載された記事の寄せ集めであるから、読者層のレベルを考えると、この軽さはある程度やむを得ない面があるものの、テーマがテーマだけに、あと一歩踏み込んだ「深い考察」が欲しいところである。サンデー毎日は随分取材費を弾んだようで、著者は随分あちこちに出張している。皇居内にある宮内庁や旧枢密院(今は廃墟同然で、窓ガラスが無くなってベニヤ板が打ちつけられている)にはじまり、湯河原の温泉旅館(2.26事件当時、牧野伸顕が襲撃され間一髪で難を逃れた現場)、荻窪にあった近衛文麿別邸の荻外荘跡地、及びそのうちの一部を移築した駒込の天理教施設、伊豆の興津にある西園寺公望の邸宅「坐漁荘」などを次々と訪ね歩いている。その様子は、まるで「ぶらり途中下車の旅」そのものだが、著者は歴史舞台の現地現物に足を運んではそこに身を置き、今から70年位前にそこで誰が何を考えていたかに思いを馳せているわけだ。

保坂さんの本だけに面白い考察が随所にある。例えば華族の成り立ちとその限界に関する考察である。華族とは江戸から明治に時代が移る中で、「千年間天皇家を支えてきた京都の公卿たち」と「日本全国に君臨していた武家大名」を処遇するために創設された特権階級であった。ある人曰く、江戸三百年の平和は「名誉はあるがカネと軍事力がない公家」「軍事力はあるがカネと名誉は無い武家」「カネはあるが軍事力と名誉は無い豪商」の日本的三権分立で成り立っていたと。カネも名誉も軍事力もすべてを持った絶対権力階級はついに日本では育つことがなかったというのが、その人の説だ。これは、ある意味で「知恵」ではある。絶対権力は絶対に腐敗するというのが西欧の歴史が教えるところである。しかし、その反面、西欧では「高い地位には高い義務が伴う」というノーブレスオブリージュの概念が支配階級の間にある種の気構えとして根付いていった。こういう現象は、日本の支配階級の間にはついに根付かなかった。これには軍事を蔑視し忌避する儒教の影響もあろう(良鉄釘とならず。良人兵とならず)。しかし、わざわざ陸軍幼年学校・陸軍士官学校などに華族枠を設けて裏口入学の道を開いているにも係らず、軍人の道を拒否する華族子弟が大半だったという記述を見ると、やはり情けなくなる。大英帝国が生んだ東インド会社の取締役の条件は英国の大地主に限られたという記述をどこかで読んだ記憶がある。会社からもらう給料でくらさざるを得ない下民は、その性根も発想も卑しくて信用を置けない。帝国の地代から生涯不安のない収入を上げている地主であって始めて帝国千年の未来を見据えた意思決定が出来るというわけだ。これは地主を大英帝国の株主と見る発想ともいえるが、英国のリーダーの最大の長所は「追い詰められても逃げない責任感の強さ」ではないか。帝国とわが身を一体と考え、最後まで責任を放棄せず義務を全うする粘り強さ。こういう資質を英国のエリートは、やはり持っているように思える。こういう階級を我々日本はついに持つことが出来なかったような気がする。日本の庶民はエリートをくさし、笑いものにすることに血道をあげているが、こういう「嫉妬を基礎とした悪平等社会」では責任感あるエリートは育つわけが無い。

華族階級内の信じられないほどの財産格差に関する考察も面白い。私は加賀百万石のお嬢様酒井美意子さまの著作を読んでいたので、戦前の華族はどいつもこいつも大金持ちかと思っていたら、政府から金録公債の交付を受けた大名家は総じて財産が多く、公家は昔も今も「カネと力はなかりけり」で「カネに汚く狡猾で狡すっからい連中」だったそうだ。

日清日露の戦役で勲功をあげた軍人が大量に叙爵され子爵男爵になったが、これも問題だったようだ。「両親が貧乏でも学費ただの学校に行って能力次第で出世出来」たのが軍隊というシステムの中核にあった。そこにはグロテスクなまでの立身出世主義が渦巻いていた。そういう連中に戦場での勲功の結果としての爵位というニンジンをぶら下げるとどういう結果になるのか。著者は「昭和の軍人は勲章と爵位欲しさに絶望的な日中戦争の継続と日米開戦の道を選んだ」という大胆な推測を立てている。実際、真珠湾攻撃が成功した直後、陸軍内部はどよめきたち「元寇のときの北条時宗、現代の東条英機、ふたりこそ救国の英雄だ」という声が沸き起こったという(笑。そうであって欲しくはないが、北朝鮮の高級軍人よろしく胸に大量の勲章をぶら下げて反り返っている東条以下の昭和軍人の写真を眺めていると「勲章と爵位欲しさに絶望的な対米戦争へ邁進し、文字通り日本を滅ぼした昭和の軍人エリート」という仮説は、まんざら嘘で無い様に思える(この様子はボーナス欲しさに違法な相場を張る現代の金融マンと二重写しだ!)。

日本共産党の餌食となった「赤化華族」について著者は「抵抗の手段としてマルクスしか武器が無かった不幸」などと述べているが「そうかあ?」とこれには疑問符がつく。本書にも出てくる清沢キヨシなど資本主義に立脚しながら世情を批判することは十分可能であったはずだからだ。新体制運動の背後に若手華族集団がいたという指摘も興味深い。徳川義親は5億円超の莫大な資金をテロリストに提供して3.15事件等の軍部テロを引き起こしている。昔も今も日本には「英米何するものぞ」という反米反アングロサクソン気分に浸る土着的紳士が多いようだ(こうして国を誤った土着紳士の姿は、反米音頭を踊る反グローバリズム反新自由主義者たちと二重写しになる)。

本書に啓発されていろいろ調べた中で最大の発見は霞山会館と霞ヶ関ビルの関係である。現在私は霞ヶ関に勤務しているが、霞ヶ関ビルが旧華族会館の跡地に建っていたことくらいは知っていたが、そこが今でも霞山会の所有であり、霞ヶ関ビルは霞山会から三井不動産が借地して建てたものだったとはしらなんだ。おそらく底地の何分の一かと等価交換したんだろうが、霞ヶ関ビルの10階と11階は霞山会の所有となっており、霞山会は、霞ヶ関ビルの底地借地料と霞ヶ関ビル10階11階のテナント料で運営されていることまで知ることが出来た。霞山会館がなぜ今時浮世離れした空気を垂れ流し続けていられるのか、そのメカニズムを解き明かすことが出来た。

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公家華族、武家華族、維新の功臣、新華族。

2008/12/30 21:39

7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 華族、と一口に言っても、公家出身なら家格で、武家華族ならば旧領地の石高や新政府軍側か奥羽越列藩同盟側かで、爵位が決まっている。それに明治末以降は宮家の第二王子以下が臣籍降下されて華族に列せられたし、真宗十派の中でも門跡に列せられた寺院の門主や琉球王家、明治維新の元勲達や武勲を挙げた軍人や官僚、財界人まで爵位を賜っている。それに韓国併合後に爵位を賜った朝鮮貴族もいるし。
 その中でも昭和前期に名前を残した人々-端的に言えば、五摂家出身の近衛文麿侯爵、清華家出身の西園寺公望侯爵、大久保利通の次男で養子に行った牧野伸顕伯爵、といった人々を中心にして書いている。
 それに貴族院議員、といっても皇族議員や華族議員だけではなくて、勅選議員-朴泳孝侯爵のような朝鮮貴族や尹致昊といった朝鮮人、や辜顕栄、林献堂といった台湾人も含めて-もいるから、単純に「華族」や「貴族院議員」といっても、一口では説明出来ないのでは、と思った。それに枢密院もあるし。
 ついでに岩倉靖子の人生を書いた浅見雅男氏の「公爵家の娘」は2001年に刊行された、と保阪氏は書かれているが、これは中公文庫版が刊行された年で、親本が刊行されたのは今はなきリブロポート社から平成三年だ。
 保阪氏は「赤化華族」についてに触れた後、20世紀前半は「マルクス主義」しか現実社会に対する抗議の武器がなかった、と書かれている。しかし、ファシズムにしろ、日本でいえば日蓮主義者達の国家主義も、そういった現実社会に対する武器ではなかったのか、と言えるはずだが。
 余談ながらリブロポート社から刊行されていた本が版元が変わって出された本は「アラブから見た十字軍」は筑摩書房から、浅見氏の著書二冊は中央公論新社から、と倒産した事があったり左前になって読売傘下になったところから出ているなあ、とも思ったが。
 「反密教学」は春秋社からだけど。
 読み応えはあるが、浅見氏や小田部雄次氏の「華族」といった先行研究の影響が強く感じられる本だ。

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2009/02/08 10:25

投稿元:ブクログ

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2010/04/29 05:36

投稿元:ブクログ

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2011/02/11 21:47

投稿元:ブクログ

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2013/09/26 16:32

投稿元:ブクログ

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