- カテゴリ:一般
- 販売開始日: 2014/03/07
- 出版社: 講談社
- ISBN:978-4-06-217283-7
建礼門院徳子
著者 鳥越碧 (著)
平清盛の娘、許されぬ愛の遊戯。「あなたがいたから、死ねなかったのです」。清盛の娘・徳子が、平家でただ一人生き残ったのは偶然ではなかった。禁忌を恐れず、憎むべき相手を愛して...
建礼門院徳子
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商品説明
平清盛の娘、許されぬ愛の遊戯。「あなたがいたから、死ねなかったのです」。清盛の娘・徳子が、平家でただ一人生き残ったのは偶然ではなかった。禁忌を恐れず、憎むべき相手を愛してしまった女の懊悩とは――。後白河法皇の強さに惹かれた女の生涯。長編歴史ロマンス。
目次
- 一章 姫君
- 二章 中宮
- 三章 妬心
- 四章 惜別
- 五章 敗走
- 六章 波の音
- 七章 山郭公
著者紹介
鳥越碧 (著)
- 略歴
- 1944年福岡県生まれ。同志社女子大学英文科卒業。商社勤務ののち、90年「雁金屋草紙」で時代小説大賞を受賞。ほかの著書に「花筏」「波枕」など。
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本当の徳子の姿とは
2022/06/29 20:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初に永井路子さんの本で建礼門院徳子を知ってそのイメージが強く、かなり違う徳子が描かれていましたが自分の中ではイメージはどうにも覆りませんでした。永井路子さんは、母に子どもに親戚一同あのような形で亡くして、それでも発狂もしないでそれなりに長生き出来るくらい神経が太いというか何も感じないタイプだったのではと書いていてその印象が強いので、禁断の想いを激しく抱く徳子の姿は新鮮でした。小説なのでどのようにでも書けるので、本当の所はどうだったのかはわかりませんが、文章は端正で読みやすかったです。