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  • 販売開始日: 2014/03/25
  • 出版社: ゴマブックス
コミック

史記(10)刺客列伝

著者 久松文雄

かつて日本の教養人が必ず読んだという司馬遷の『史記』。中国大河ドラマを描いた『史記』は歴史ドラマとしてのおもしろさだけでなく、人生訓や格言にもあふれた大人のための教科書だ...

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史記(10)刺客列伝

税込 484 4pt

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商品説明

かつて日本の教養人が必ず読んだという司馬遷の『史記』。中国大河ドラマを描いた『史記』は歴史ドラマとしてのおもしろさだけでなく、人生訓や格言にもあふれた大人のための教科書だったのだ。『スーパージェッタ―』や『冒険ガボテン島』で一世を風靡した漫画家・久松文雄が描く『史記』の世界。10巻は外伝として荊軻、趙襄を描く刺客列伝! 一命を棄して国を変えようとした男たちの熱い思いとは……。



目次

予譲…士は己を知る物のために死す

第一章 無念の叫び

第二章 仇敵趙襄

第三章 怨念

第四章 自殺剣

荊軻…始皇帝はおれが殺る

第二章 老壮士

第三章 荊軻立つ

第四章 生首の手みやげ

第五章 ゆきて還らず

第六章 兇器の筑

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評価内訳

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暗殺者のドラマも読み応えあります

2021/08/22 12:19

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る

この巻は暗殺者の物語を集めた短編集になっています。暗殺をするにはそれ相応の準備と覚悟が要るというのがよく分かります。しかしそのほとんどが失敗していることから、いかに暗殺というものが難しいことなのかと思わされました。もし始皇帝などの暗殺が成功していたら、と歴史のifに想像が膨らみました。暗殺者一人一人にも、やむを得ない事情があったり、悲壮な決意を抱いていたりと様々な背景があり、ドラマチックでした。未遂の犯罪者でも歴史的に名を残す人がいるというのはある意味面白いですね。中国史の懐の深さを感じました。とても良い漫画だと思います。

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