サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

新規会員70%OFFクーポン

アプリで立ち読み

hontoアプリの確認

立ち読みには最新の「honto」アプリ(無料)が必要です。

バージョンの確認はアプリの「設定/情報」から確認できます。

最新の「honto」アプリをご利用の方

立ち読みする

最新の「honto」アプリをダウンロードされる方

hontoビューアアプリ

  • みんなの評価 5つ星のうち 4.8 26件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×

読割 50

読割50とは?

読割50とは?

hontoネットストアおよび、丸善・ジュンク堂・文教堂の提携書店にて対象の紙書籍を購入すると、同一の電子書籍が紙書籍の購入から5年間、50%OFFで購入できるサービスです。
購入時点で電子書籍が未発売でも、紙書籍の購入時期にかかわらず、電子書籍の発売後5年間、50%OFFで購入できます。

または読割50のアイコンがついている商品が対象です。

一部、対象外の出版社・商品があります。商品ページでアイコンの有無をご確認ください。

  • ※ご利用には、honto会員登録が必要です。
  • ※書店店頭でのお買い物の際は、会計時にレジにてhontoカードをご提示ください。
  • ※hontoが提供するサービスで、販売価格の50%OFFを負担しています。

読割50について詳しく見る

一般書

電子書籍

帰らざる夏

著者 加賀乙彦

省治は、時代の要請や陸軍将校の従兄への憧れなどから100人に1人の難関を突破し陸軍幼年学校へ入学する。日々繰返される過酷な修練に耐え、皇国の不滅を信じ、鉄壁の軍国思想を培...

もっと見る

帰らざる夏

税込 1,980 18pt

ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは

ほしい本に追加(値下がりすると通知がきます)

ご利用中のデバイスが対応しているかご確認ください

  • ブラウザ
  • iOS
  • Android
  • Win
  • Mac

対応デバイスごとのコンテンツタイプやファイルサイズヘルプ

オンライン書店e-honとは

e-hon

hontoは「オンライン書店e-hon」との連携を開始しました。
「e-hon」は書籍、雑誌、CD、DVD、雑貨といった多岐に渡る商品を取り扱う総合オンライン書店です。130万点以上の取り扱い点数、100万点以上の在庫により、欲しい商品を買い逃しません。honto会員向けにお得なキャンペーンを定期的に実施しています(キャンペーンに参加するにはMy書店をhontoに設定して頂く必要があります)。
・まだe-honの会員ではない方
下記リンクからe-honへ遷移し会員登録する際に自動でhontoがMy書店に設定されます。
・既にe-honをご利用いただいている方
「マイページ」-「会員情報の変更」-「My書店の変更」に進み、検索窓に「honto」と入力し、検索結果画面で会員登録ボタンを押すことでMy書店がhontoに設定されます。

e-honで紙の本を探す

※外部サイトに移動します。

対応デバイス毎のコンテンツタイプやファイルサイズ

対応デバイス コンテンツタイプ ファイルサイズ
ブラウザ EPUB
iOS EPUB 5.1MB
Android EPUB 5.1MB
Win EPUB 5.1MB
Mac EPUB 5.1MB

帰らざる夏 (講談社文芸文庫)

税込 2,090 19pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

商品説明

省治は、時代の要請や陸軍将校の従兄への憧れなどから100人に1人の難関を突破し陸軍幼年学校へ入学する。日々繰返される過酷な修練に耐え、皇国の不滅を信じ、鉄壁の軍国思想を培うが、敗戦。〈聖戦〉を信じた心は引裂かれ玉音放送を否定、大混乱の只中で〈義〉に殉じ自決。戦時下の特異な青春の苦悩を鮮烈に描いた力作長篇。谷崎潤一郎賞受賞。

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

小分け商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この商品の他ラインナップ

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー26件

みんなの評価4.8

評価内訳

  • 星 5 (19件)
  • 星 4 (4件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

隠れた名作。なぜ売ってないのか!(笑)

2009/02/16 12:52

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:空蝉 - この投稿者のレビュー一覧を見る

戦争で死んでいった人々の悲劇や壮絶な生、無残な死や貧困と苦痛を描いた作品は多い。
あの大戦前後を描いたものを戦争モノと呼ぶならば、私の戦争モノデビューは『はだしのゲン』であり、最近だと『出口のない海』映画でいえば『私は貝になりたい』といったところ。当然のことだけれど戦争はしてはならない、あってはならないことだ。
なぜなら人が死ぬから、人が悲しむから。単純明快なことだけれど果たしてそうだろうか?少なくとも当時を生きた彼らにとって死は崇高な着地点であり、国へ天皇へ命を捧げ奉るという最上級の貢献の証、名誉な死と認識されていたことが、平和ボケした現代人の目に本書で痛々しいほど突きつけられる。
戦争はあってはならない。それは確かに当たり前だけれどなぜあってはならないのか?
人が死ぬから。それだけか?いや、人の死がその生と等価値でなくなるということ、死を己の死として認識できなることではないかと、ふと思い至った。

戦争モノの多くは当然ながら反戦モノであり、主観は反戦を唱える平和な現代人、主人公もあの時代にあって何故か多くが極少数派の反戦論者である。その時代を如実に描こうとするのになぜ少数派、いわゆる非国民とされた異端児たちの目を借りて描くのか? それは主人公を現代人と同じ主観を持つ反戦論者にすることで読者が感情移入しやすく共感しやすいからということがあるだろう。また、その方が悲劇の主人公に仕立てやすい、つまり穿った言い方をすればその方が物語が盛り上がりやすいから、かもしれない。
けれど本当の悲劇は反戦論者であれ、逆に己の信じたままに殉国した者であれ、己の信条にしたがって光のうちに死ぬことが出来た者以上に、敗戦を告げた『玉音放送』によって打ち砕かれた価値観と生き様そのものをかかえ、やり場のない悲しみと怒りに押しつぶされるように己を閉じた戦争直後にあったのではないだろうか。
無論、殉国した彼らが幸せだったという意味ではない。反戦論者が正しく潔白な死でよかったというわけではない。
けれどすべてを打ち砕かれたままに、生きたいとすら思えぬ暗い未来に絶望して向かえた死はいかほどの悲痛であったのか、私には想像しえないのだ。
作中何度となく章治をはじめ若き軍国主義者たちはあの時代の思想を代表するかのように「若くして死ぬこと」「国のために死ぬこと」「立派に死ぬこと」を声高にし、己が勝利かなわぬ時は死を持って償うのが定石となってるが、それらはすべて「最後には日本が必ず勝利する」という条件が必須であり根拠のない、しかし誰もが信じて疑わなかった、そして今となっては訪れなかった未来(日本の勝戦)が大前提にされているのである。
・・・すべて「日本が勝利する」というありえぬ未来を前提に打ち立てた信条、それのみで生きた彼らの物語だ。

これだけの長編でありながら本書は大きく2つに分かれる。前半は主人公・省治の陸軍幼年学校への入学と弱体な体であるがゆえの過酷な鍛錬生活、天皇という唯一最上の現人神への極度な崇拝と軍国主義が培われていく様が描かれる。純粋な皇国への献身に共感するかのように、先輩である源へ憧れ恋愛感情を抱き源の腕の中口の中で切実な生を希求するその姿は純粋がゆえに美しく、やましさも悲しみもない。一点の曇りもなく彼らはそこに生き、存在していた。

後半はそんな彼らが『玉音放送』で敗戦が告げられ己の信じてきたモノ、己の生、過去が天皇に裏切られるという悲劇に始まる。玉音放送の直後、その御言葉が嘘か真かを判別する手立てもないまま彼らは混乱し、戦争継続を信じ士官学校に残るもの、決起するもの、屈服し去っていくもの・・・死を選ぶものが混在するパニック状態が延々と描かれるのだが、生まれてこの方信じてきた皇国、日本が必ず勝利するという極めて精神的なロジック・根拠に基づいて生きてきたその生がほんの一瞬の、立った一言の「放送」によって打ち砕かれ無に帰されたのである。日本史上、一夜にしてすべての価値観が覆った日は他にないのではないか。 「敗戦」 それは彼ら当時を生きた若者たちにとってあってはならないもの、いや、選択肢として存在すらしない、ありえない未来でありそこには己は存在し得ないはずであった。それが一言で、唯一の選択肢として残されたのである。 月並みの言い方ではあるがまさに想像に絶する。

それでも次々と周囲は玉砕し生き残る道に下っていく。決起は失敗に終わり、抗戦の路は絶たれた。
章治は自決を決意した源に従いともに死を選び、まるで心中のような美しいまどろみのうちに物語りは幕を閉じる。
彼が心中した相手はなんであろうか。 信じた国か、愛した源か。しかしその中には己の生というものはなく、あとには二つの抜け殻が残るのみである。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

洗脳

2016/07/24 20:03

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:なーさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

某ブログで紹介されていて、かなり不純な動機から読み始めましたが、戦争の時代の過酷な描写と、死に突き進んでいく登場人物たちの辛い心境に胸が痛みました。読書感想文とかにも良さそうな本だと思います。あとまあ、萌え的な意味でも・・・(失言)

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

突然の終戦、その時、主人公の少年は

2019/01/27 19:47

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

将校だった従兄への憧れから難関の陸軍幼年学校に入学した省治。今の時代からは考えもつかないことだが、このころには「男子と生まれてきたからには、天寿を全うするということなど考えられず、お国のために陛下のためにどのような死にざまを見せるかが本懐である」といった思いをもった若者がたくさんいた。その中の一人が主人公であるのだが、突然に迎えた敗戦そして陛下の玉音放送に、「陛下は自決なさらないのか」となげく場面も登場し、そのころの彼らの心のやり場のなさが描かれている。作者は幼年学校時代に終戦を迎えているのであるが、あのころの時代を否定するわけではなく、そういう時代であったのだと語りかけている

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2004/10/03 23:58

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2005/11/04 21:44

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/12/01 18:20

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/02/02 02:06

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/03/07 20:59

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/05/29 22:04

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/06/08 04:12

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/12/29 18:56

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/03/02 22:35

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/05/01 20:29

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/11/16 00:57

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/07/25 10:13

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。