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電子書籍
時計館の殺人〈新装改訂版〉(下)
著者 綾辻行人
館に閉じ込められた江南(かわみなみ)たちを襲う、仮面の殺人者の恐怖。館内で惨劇が続く一方、館外では推理作家・鹿谷門実(ししやかどみ)が、時計館主人の遺した「沈黙の女神」の...
時計館の殺人〈新装改訂版〉(下)
時計館の殺人 新装改訂版 下 (講談社文庫)
商品説明
館に閉じ込められた江南(かわみなみ)たちを襲う、仮面の殺人者の恐怖。館内で惨劇が続く一方、館外では推理作家・鹿谷門実(ししやかどみ)が、時計館主人の遺した「沈黙の女神」の詩の謎を追う。悪夢の三日間の後、生き残るのは誰か? 凄絶な連続殺人の果てに待ち受ける、驚愕と感動の最終章! 第45回日本推理作家協会賞に輝く名作。(講談社文庫)
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ドラマチックな最期、驚愕のトリック
2018/12/19 10:24
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
最終的な死者数は前4作に比べて多く、犯人も含めて11人という凄まじさ。もうホラーです。
中村青司の関わった建物なので、当然隠し通路などがあるのですが、仕掛けはそればかりではなく、最後に時計塔が崩れて倒れて行く様は大掛かりな仕掛けでドラマチックです。警察が「犯人」を特定して処理した後、鹿谷門実が「沈黙の女神」の詩の謎解きをする際に真犯人とそのアリバイのトリックを明かすのですが、それは「時計館」という舞台装置ならではのトリックで、驚愕の一言です。館シリーズの館たちはただの舞台ではなく、館自体に意味があるということですね。
紙の本
本格ミステリー
2019/10/31 23:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ノッポ - この投稿者のレビュー一覧を見る
真相を暗示する要素があるにも関わらずトリックを容易く見抜けない本格ミステリー。読み応え満載の上・下です。
紙の本
ええっ( ; ゜Д゜)!?
2016/02/08 00:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヒロユキ - この投稿者のレビュー一覧を見る
毎回このシリーズには騙されっぱなしなんですが、やっぱり騙されました。
犯人はなんとなくあの人かな~くらいの、ふわっとした予想はあったんですが、それにしてもあの人アリバイあるしな~、とか考えてたらまさか最後にそんな大仕掛けが待っているとは!ミステリファンなら一読の価値ありです。
あと、相変わらず島田さん(鹿谷さん)は謎解きはするものの人は殺されまくります。でも殺人シーンのグロさはあんまりなくてバッタバッタ死んでいく感じなんで、その辺の耐性無い人でも読めると思います。
紙の本
ぞくぞく!
2015/12/11 19:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヴァン - この投稿者のレビュー一覧を見る
上巻に続く事件編及び解決編。
例によって探偵役鹿谷(島田)がズバズバずばっと
解決してくれて、爽快そのもの!
綾辻氏の得意なあのトリックが中心かと思ったが
がっつり本格物で、驚かされた。
難易度も優しすぎず難しすぎず
幅広い層の方が楽しめる作品となっています。
紙の本
時間
2015/03/25 16:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:坦々麺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
現在生活するにおいて時間に縛られているのだとつくづく思う。朝テレビをつければ時間の表示はどのニュースでもしているし、仕事中や休憩中でも時間を全く気にしない生活は皆無ではないか。知らず知らずのうちに時間を気にし、時間に支配されているのは現代人の宿命なのかもしれねい。だから余生をのんびり田舎暮らしをしたい人が増えるのかとも思う。