読割 50
電子書籍
耳のこり
著者 ナンシー関
耳に残って離れない、テレビで聞いたあの一言……。心のもやもやが、容赦なきコラムと版画でどんどん晴れていきます。2002年急逝したコラムニスト、ナンシー関の「週刊朝日」の伝...
耳のこり
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耳のこり (朝日文庫)
商品説明
耳に残って離れない、テレビで聞いたあの一言……。心のもやもやが、容赦なきコラムと版画でどんどん晴れていきます。2002年急逝したコラムニスト、ナンシー関の「週刊朝日」の伝説的連載「小耳にはさもう」シリーズ最後の文庫。
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紙の本
向かうところ敵なし、ではなく、敵はつくらなかった
2008/04/29 00:11
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:トマト館 - この投稿者のレビュー一覧を見る
向かうところ敵無しのテレビ評、
というより、
ナンシー関は、
あえて、たくみに敵を作らずにテレビ評をしていたんだなあと思う。
つまり、読んでいて、
「わたしの好きな○○にむかってこんなことを!!」
というように、怒ったりすることがないし、
あまり怒られているのを聞いたことがないのである。
(といってもナンシー関についてはビギナーなので、
怒っているかたいたらごめんなさい)
辛口は辛口でも、
消しゴム版画のちょっと間の抜けた感じで緩和されてるし、
コメント自体も、
ずばずば物をいっているようで、
そういうときは
必ず謙虚なコメントも添えてあるし。
ただ辛口なだけのコメントなら、
できる人は結構いると思う。そりゃあそこらじゅうの視聴者の中に。
でも、ナンシーのように、
共感を呼びつつ、
嫌われないコメントを言い続けられるのは、
しばらくでてこないだろうなあと思う。
追悼。