- 販売開始日: 2014/08/15
- 出版社: サンクチュアリ出版
- ISBN:978-4-86113-955-0
この世で一番大切な日
著者 十川ゆかり
やさしい涙があふれて止まらない物語。 いま、30代の主婦を中心に爆発的に広がっている感動ストーリー集。 「おばあちゃんと食べた思い出のお寿司」「しわくちゃになるまで大切に...
この世で一番大切な日
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商品説明
やさしい涙があふれて止まらない物語。
いま、30代の主婦を中心に爆発的に広がっている感動ストーリー集。
「おばあちゃんと食べた思い出のお寿司」
「しわくちゃになるまで大切にしていた肩たたき券」
「カメラを質に入れて精一杯のお誕生日会」など、
心温まる31の誕生日ストーリーを集めた本です。
「泣いてしまうので、電車では読めません」という声多数。
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“大切な日”を、大切に。
2011/12/27 14:03
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:蜜香 - この投稿者のレビュー一覧を見る
書店で立ち読みをして、クスッと思わず笑ってしまうことはあっても、涙を流す人っているのかな。本書は、本屋のオススメ本で泣ける本らしく、エピソードごとに付箋が貼ってあった。私は、立ち読みし涙を流してしまった。エピソード31の《子どもたちからの贈り物》読み始め、<やばいなあ>と思いつつ、読むことを止めることができなくて、涙も止めることが出来なかった。他のエピソードも読みたかったが、流れた涙を、“あくびの涙”と誤魔化すには限界。家でじっくり読むことにした。
本書は、著者が、全国から寄せられた、本当にあった誕生日にまつわる感動エピソードを、1冊の本にまとめたものである。本書の公式HPを見てみると、「人が人を想う気持ちの温かさを改めて感じることが出来ました」など書店さんからの感動の声が寄せられている。エピソードを更に引き立たせる、著者のコメントも、温かく心打たれる。
1 見知らぬおじさん/2 ぼくの生まれた日/3 想いのリレー/4 おばあちゃんの宝物/5 パパのカメラ/6 初めてのルイ・ヴィトン/7 2つのバースデー/8 16年の結婚生活/9 リクエスト/10 暗証番号/11 還暦/12 オムライス/13 幻の手品ショー/14 奇跡のボーダー模様/15 二人の似顔絵/16 遠い日のプレゼント/17 兄がくれた腕時計/18 世界共通の想い/19 伝えられなかった言葉/20 真っ白の予約表/21 主役のいない誕生日/22 親子のカタチ/23 同じ気持ち/24 しゃちほこキティ/25 家族にとってのプレゼント/26 はっぴーばーすでーとぅゆー/27 不器用な思いやり バイト君から店長へ/28 不器用な思いやり 店長からバイト君へ/29 生まれたての卵/30 おばあちゃんのお寿司/31 子どもたちからの贈り物/この世で一番大切な日
どのエピソードも、読み始めた途端に、心にスッと入り込んで目頭が熱くなる。エピソード1は、自分自身の過去を見つめ直し、前に進むことのできることの素晴らしさを教えてくれる。エピソード31は、子どもの心と親の心が一つになったときの感動を味わえる。普段は言えないことも、誕生日なら言えることもある。<生まれてきてよかった 生まれてきてくれてありがとう> そんな想いを再認識できる誕生日を、今まで以上に、大切にしようと思えた。
著者のコメントに、「誕生日っていうのは一年経てばやってくる。それが当たり前だと想っているけど、約束はされていない。その日を迎えられること、その日を誰かと一緒に祝えること、それだけですごい幸運だと思う。今日があること、命があること、せめて誕生日のときは精一杯祝福したい」とある。1年に1回の誕生日は、来年も絶対に来るとは約束されていない。だからこそ、「おめでとう」、「ありがとう」が交わされる日にしたいものだ。