- 販売開始日: 2014/09/12
- 出版社: 小学館
- ISBN:978-4-09-406076-8
哀愁の町に霧が降るのだ(下)
著者 椎名 誠
青春小説の名作、ついに復刊!ああ、いいなあと思ったのだ。私もこんなふうにはちゃめちゃに暮らして、馬鹿なことをして笑っていたいって。椎名誠、沢野ひとし、木村晋介、イサオの四...
哀愁の町に霧が降るのだ(下)
商品説明
青春小説の名作、ついに復刊!ああ、いいなあと思ったのだ。私もこんなふうにはちゃめちゃに暮らして、馬鹿なことをして笑っていたいって。椎名誠、沢野ひとし、木村晋介、イサオの四人は、相変わらず「克美荘」の暗く汚い六畳の部屋で、共同貧乏生活の日々を送っていた。しかし、それぞれが徐々に自分の生活を確立していくにつれ、四人が揃うことは少なくなっていく。そして、共同生活にもついに終わりの時が訪れた。沢野が去り、木村は司法試験の勉強のために実家に戻り、業界新聞社に就職した椎名も、次第に克美荘から足が遠のいていった――。自身のまわりを怪しく徘徊する魅力的な人々を、椎名誠が生き生きと描く傑作長編。書き下ろしのあとがきを収録。
著者紹介
椎名 誠
- 略歴
- 1944年東京都生まれ。作家。『本の雑誌』初代編集長。写真家、映画監督としても活躍。「犬の系譜」で吉川英治文学新人賞、「アド・バード」で日本SF大賞を受賞。
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2024/06/04 20:40
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投稿者:蒙古卵麺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
当時、23歳くらいの頃に初めて読了しました。共同生活を共にした仲間たちがそれぞれの道を妥協することなく歩み始め、それぞれの道を追い求めてゆく。読んでいてワクワクしてしまった読書体験が未だ忘れられません。