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新井白石「読史余論」 現代語訳
著者 横井清
「正徳の治」で名高い大儒学者による歴史研究の代表作。古代天皇制から、武家の発展を経て江戸幕府成立にいたる歴史を九変・五変に時代区分して論じ、徳川政権の正当性を主張する。天...
新井白石「読史余論」 現代語訳
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新井白石「読史余論」 現代語訳 (講談社学術文庫)
商品説明
「正徳の治」で名高い大儒学者による歴史研究の代表作。古代天皇制から、武家の発展を経て江戸幕府成立にいたる歴史を九変・五変に時代区分して論じ、徳川政権の正当性を主張する。天皇家や源頼朝、足利幕府への客観的で冷徹な評価、為政者の不徳と失政に対して天命が革まる「易姓革命」への警鐘など、実証的で先駆的な史論の現代語訳。(講談社学術文庫)
目次
- 凡 例
- 第一巻
- 総論 日本の天下の大勢は、九度変化して武家の治世となり、武家の治世がまた五度変化して、当代にいたったこと
- 第二巻
- 古代には征伐が天皇の手で行われたこと
- 中世以来、将軍の職が世襲となったこと
- 源頼朝父子三代のこと
- 北条が代々天下の権をつかさどったこと
- 後醍醐天皇の中興政治のこと
- 第三巻
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紙の本
儒教的歴史書
2013/02/25 19:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:わびすけ - この投稿者のレビュー一覧を見る
江戸時代の教養人の歴史観を知りたくて読んだが、どうも白石の「儒学者」の面が強い。将軍への進講のせいもあるかも。現代語訳で字面は追いやすいが、時代区分が現代人には合わないので内容は結構読みづらい。