電子書籍
人を動かす 新装版
人を動かし、人に好かれる心理の機微を具体的に指導することにおいて、類書を断然抜き読む者に迫る本書は、年齢、職業を問わず、対人関係に光明を与えてくれる感動の書である。
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紙の本
自己啓発の不朽の名著だ。
2000/10/17 15:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:松山真之助 - この投稿者のレビュー一覧を見る
■ <ワン・チョット>
「他人に認められること・・・
これこそ人間の心を絶えずゆさぶっている焼け付くような渇きである。」
■ <引き続き>
人生のどんな場面でも、人は「誰かに認められたい」「分かって欲しい」と思う動物らしい。子供はお母さんに、生徒は先生に、社員は同僚や上司に、・・
恋人に、配偶者に、友人に、分かってもらえれば、認めてもらえれば、誉めてもらえれば、心の渇きが癒され、そして次の行動へと移行していく。
“あなたは重要だ”というメッセージは、人を動かす重要なエネルギーになる。
こういった、人間関係の心理学をおびただしい事例で分かり易く説き、生きる知恵を示唆してくれる。
「人を動かす三原則」「人に好かれる六原則」「人を説得する十二原則」など日ごろ人間関係に腐心している私達に、“なあるほどぉ”という心のガイドを与えてくれる。今まで、世界中で増刷に増刷を重ねただけはある自己啓発の不朽の名著だ。
豊富な事例は、人の心の機微をとてもよく捉えて、自分を当事者に置き換えてみると、“まったく、そうだよな”と思える。つまり、人間だもの、感じることは同じなんだと気がつくのだ。
にもかかわらず、私達がやっていることといったら、その逆ばかり・・・そんなことに思い及ぶ時、我が身の言動を自省することになる。
ビジネス、家庭、教育・・・さまざまな場面で人の心を捉えた瞬間が、生き生きと紹介されている。
人を動かす・・というより、もしこんな風に言われたら気持ちよく行動できるなぁと思える「人との接し方」は、今からでも実行したいものばかり。
「人を動かす3原則」「人に好かれる6原則」など、書き留めておきたい金言は、これからも世界の人の心を揺り動かすだろう。
心に響くカーネギーの言葉に触れてみよう。あなたも是非。
電子書籍
人を動かす
2015/08/23 20:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:カンチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
かれこれ30年前に読んだことを覚えています。知人に紹介すると宗教に関する本と勘違いしていたこと。作者の繊細で緻密な感性。初対面の人に血液型を聞いて対話のきっかけとする彼の何気ない言動が甦ります。
紙の本
普遍的なものは美しい、ただ実行するのがむずかしいだけだ
2008/07/16 00:01
23人中、21人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:JOEL - この投稿者のレビュー一覧を見る
世の中には、正論過ぎて、そのままでは受け入れがたいことがある。本書に書かれていることもそのようなたぐいのことだ。ただし、米国で1936年に初版が刊行 されてから70年を経た今日でもロングセラーを続ける古典的名著である。
ページをめくれば、なるほどと思わせられる名言が並んでいる。人を動かすのに効果的な方法が実例とともに紹介されているので、説得力がある。
しかしながら、現代はネットが発達し、ものごとの裏表を白日の下にさらけ出してしまう時代である。本書にうたわれているようなことが現代でも通じるのか、いささか疑念を持ってしまう。やや素朴で、他人を信頼しすぎているきらいがある。抜け目のない現代人相手に本書にあるとおりのことをやれば、逆手にとって、まんまとはめられてしまう心配もある。
といいつつも、最後まで読破してしまったのは、人という存在への著者のゆるぎない愛情のせいだろう。甘美な言葉が並んでいるが、そこには人をうまく操ってやろうというような下心をみじんも感じさせないものがある。他人も自分も幸福に生きるにはどうすればいいかを真摯に考え抜いた結果が誠実に書かれている。
およそ現代において、誠実さを守ることほどむずかしいことはない。誰かにつけ込まれる余地を与えてしまうからだ。したがって、ここに書かれていることをすべて実行に移すというよりは、まずは自分の心の中の銘として刻んでおくのが賢明と思われる。
その中からひとつでも、ふたつでも実行して、成果を収めれば上出来だろう。「相手をほめる」「誤りを指摘しない」「おだやかに話す」など、ともすれば相手がつけあがる恐れもあるが、うまくいけば、幸運である。いや、幸運というよりも、それだけあなたがすばらしい人たちに囲まれて生きている証拠なのかもしれない。
本書が書かれた牧歌的な時代のことを思わずにはいられない。ただ、著者のカーネギーが米国人であることには注目していいだろう。本書を貫く、寛容的態度、受容的態度、自己卑下的態度は、思えば東洋的なものではないだろうか。本書が、東洋人によってではなく、米国人によって書かれた点に驚きを覚える。
米国と言えば、自己防衛目的で強引にでも戦争を仕掛けていく国であるとの印象が強くなってしまった。しかし、かつてはこのような人もいたのだ。そして、この思想は今でも、あるべきところでは脈々と受け継がれている。ロングセラーを記録し続けているのだから。
東洋的な思想が我々のものであるという先入観を見事にうち砕き、人と人がうまくやっていくための方策は、世界的に普遍であることを教えてくれる。本書が今なお広く読まれていることの秘密は、実はここにあるのだろう。
紙の本
家族、友人、仕事など対人関係で悩んでいる人へ
2006/09/23 15:54
9人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:朝光 - この投稿者のレビュー一覧を見る
私は知らなかったのですが、この本は1936年の初版よりずっと売れ続けている人間関係改善の指南本です。 この本は人間心理の基本を、“具体行動とその期待効果”という形で詳しく述べられています。
現在では、“コーチング”や“親業”、少し前では“1分間マネージャー”など、人とどう接すれば狙いの効果を引き出せるかという手法が世間にありますが、これらは全て、本書の支流という位置づけになるように思います。
「人を動かす」という題名は、なんだかマインドコントロールを連想させますが、原題は「How to win friends and influence people」(友を作り、人に影響を与える方法)ということで、もっと善意を前提とした本です。
原則はただ一つ。 「人を動かす秘訣は、たしかに一つしかない。すなわち、みずから動きだしたくなる気持ちを起こさせること」 とのことで、その具体的実践方法を、
*人に好かれる6方法。
*人を説得する12方法。
*奇跡的効果を収める手紙とは。
*家庭を幸福にする7方法。
として具体例を用いながら簡潔平易に述べられています。
感情に流されず、理性的に行動することが必要です。
家族の問題で悩まれている方、上司、部下、お客様との問題で悩まれている方。などには、必ずいくつかのヒントが得られるのではないかと思いますのでお薦めします。
私も、今後も何ヶ月か毎に読み返して少しずつでも実践してゆきたいと思っています。
紙の本
啓蒙本やビジネス書が大嫌いな私でも頷かされる
2016/07/27 09:19
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ひろし - この投稿者のレビュー一覧を見る
私は元来、啓蒙本やビジネス書が大嫌いでまず読みません。過去に話題になった物をいくつか手に取った事がありますが、大体ロクでもない内容で時間とお金の無駄!と感じるばかりだったからです。さて本書の紹介文、~「人を動かす三原則」「人に好かれる六原則」「人を説得する十二原則」など、社会人として身につけるべき人間関係の原則を具体的に明示する。~この文章だけを見ればまあもう、私の大嫌いなタイプの本なのですが。それなのに何でこの本を手に取ったかは、記憶に定かではなくて。だけにずーっと積ん読状態になっていました。このまま置いといても邪魔なだけだし、ちょっとだけ読んでみるか、とページを開いてみたら。うーん、これがまず読みやすい。小難しい文章でタラタラと説明をしていく、っていう事では無くて、ほとんどが具体的な「事例」で進んで行くので、小さな物語を読んでいる感覚で読み進められる。かつ、分かっているようで分かっていなかった事を改めて感じさせられ、「ああ、このやり方は忘れないようにしよう」と思わさせられたり。
初版発売が1937年と言うからなんと80年前。それから1500万部も売れていると言うから、人が人を動かす時の法則は、基本的には変わらないんだなと思わされる。そしてここに書かれているそのやり方は、その80年間で世界中で大いに効果を上げて来たんだろうなと思わされました。
紙の本
何度も読みたい名著
2015/09/10 13:47
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ベネットヨウコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
人間の心理を深く突いた一冊。
何よりも、学んだことを素直に実践している
筆者の生徒の姿が素晴らしいと思いました。
どんなに素晴らしいことを学んでも
行動に移さなければ無に等しいのかもしれません。
紙の本
怒らないことと思いやること
2015/03/26 16:23
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:september - この投稿者のレビュー一覧を見る
各所にちりばめられた実話の数々が、カーネギーの長年の調査によって得られた「人を動かす」方法に説得力を持たせている。これからは自制を心がけて、相手の立場になって考えたい。怒らないことと思いやることが結局一番大切なんだ。
紙の本
人を動きたい気持ちにさせるのがコツ
2001/03/15 23:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:つる - この投稿者のレビュー一覧を見る
名著である。
人を動かすためには自然に人が動きたくなるようにし向けるのが一番いい。命令しても脅かしても結局は恨みを買うだけだ。人は好きな人のためなら動きたくなる。だから人を動かす究極の方法は、人に好かれ、この人のためならと思われるようになることだ。
この本は人とうまくつきあっていくためのこつが書かれている。たとえば相手にはなを持たせること、自分は必要とされているという重要感を感じさせてあげることなどだ。とても勉強になる。
そしてあくまで忘れてはいけないのは、自分をへりくだり相手をたてることで、結局はいい関係を築けたという自分の満足感を得ることが目的であるということだ。
紙の本
すごい本、発見!
2009/10/30 23:57
21人中、19人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ロンタス - この投稿者のレビュー一覧を見る
今から約100年ほど昔に、出版された本です。でも、内容は現代においてもなお、すごく為になります。
「人を動かす」という書名から、また内容も『人を動かす三原則』や『人を説得する十二原則』、『人を変える九原則』となっていることから、人をコントロール方法が書かれているかのように思われますが、そんなに直接的な本ではありません。人を変えるというよりもむしろ、自分を変える方法が書かれています。自分の物事の捉え方や考え方を変える、具体的な症例が、著者の体験談・見聞録を通して紹介されています。文字は小さめですが、すらすらと読み進むことができます。
各章の終わりに、『人を動かす三原則はこれこれです。』とまとめて書いてあるのですが、そこだけ読むのは、とてももったいないように思います。1ページずつ読み進めることで、なんとなく理解していたつもりのことが、しっかりとした自分の知識に変わっていきます。「なるほどな~」と思う度に自分の成長が待っています。
どんな人にも、一生のうちに一度は読んでいただきたい、とてもいい本です。
紙の本
理想の上司
2004/05/09 07:43
9人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:13オミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
事例が外国人なので、日本人にとってはぴんとこないところがある。日本人は、日本人の話でないと感情移入が出来にくい。どこか他の国の話よなぁと他人事に思ってしまうところは否めない。
人間関係論はほんとに沢山出版されているが、この本一冊で人間関係論の基盤は勉強できる。37個の小さい章立ての一つひとつに必ず事例が組み込まれているだけではなく、それらに対する著者の指摘が詳細である。
題名の「人を動かす」は優しい表現だがインパクトがある。他者をコントロールしたいという欲求は誰にも存在する。しかし、自己をコントロールすることが他者コントロールの原点なのだと気づかせてくれる本書はお腹に染み渡る。
一時期チャート型参考書のはやったことがあったが、その草案みたいな感じの構成で読みやすい。ニュー社会人に贈る本としては一番のものだろうと思う。
著者はもう死んじゃったので無理だが、一緒に仕事してみたかったな。なんか顔つきや表現が優しそうだしね。こんな上司が理想です。
電子書籍
読んで良かった。
2015/07/20 19:22
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たまがわ - この投稿者のレビュー一覧を見る
読んで良かったと思う。
ちょっと怖い題名、いかめしい雰囲気の表紙、分厚い分量。
しかし、書評が良かったので電子書籍で読んでみた。
非常に納得のいく具体的な話が多く、一話が短いので読みやすい。
「人を動かす」といっても、冷たいテクニックについてではなく、
暖かい人間観に基づく、物事の受け止め方、考え方、自分が選ぶべき行動について、書かれている。
全編にわたり、役に立つ、しかし少し耳の痛くなる話がたくさん出てくる。
PART1の最初の章だけでも、以下のような鋭い文が、いくつも出てくる。
・人間は決して自分が悪いとは思いたがらないものである。だから他人のあら探しや批判を行っても効果は期待できない。人を非難することは無益である。
・死ぬまで他人に恨まれたい人は、人を辛辣に批評してさえいればよろしい。その批評が当たっていればいるほど、効果はてきめんだ。
・およそ人を扱う場合には、相手を論理の動物だと思ってはならない。相手は感情の動物であり、しかも偏見に満ち、自尊心と虚栄心によって行動するということをよく心得ておかねばならない。
・若い時は人づきあいが下手で有名だったベンジャミン・フランクリンは、自分の成功の秘訣は「人の悪口は決して言わず、長所をほめること」だと言っている。
・人を批評したり、非難したり、小言を言ったりすることは、どんな馬鹿者でもできる。そして、馬鹿者に限って、それをしたがるものだ。
上記の文だけを読むと、説教臭く感じたり、小手先のテクニックについて書かれていると感じられるかもしれないが、本文は暖かい雰囲気で貫かれている。
そして、こう書かれている。
・重ねて言う。本書の原則は、それが心の底から出る場合に限って効果を上げる。小手先の社交術を説いているのではない。新しい人生のあり方を述べているのである。
紙の本
子育てにもオススメ!!
2003/01/31 15:27
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mreds - この投稿者のレビュー一覧を見る
本の前書きにもあるが、例は確かに古い。
でもそれは大した問題ではなく、言わんとしている内容は十分現在にも通用する内容でした。
ビジネスだけでなく、友人関係や家族関係にも当てはまることが書かれています。
子育てで悩んでいる人にも是非読んでほしい1冊です。
紙の本
読んで知る真理
2002/03/31 16:14
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:シャーロック - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書はデール・カーネギーの『友をつくり人を動かす法』の訳書。原書は、1936年に初版が発行され、1981年の改訂版が出るまでに、世界各国語による訳書をふくめると、一千500万部、1年で平均30万部以上が売り尽くされたという。その驚異的な売上も、本書を読んでみれば、なるほどと納得させられる。
読んでまず驚いたのが、この本が「面白い」という事実。ハードカバーやそのタイトルからしてなにやら難しそうに感じていた自分だったが、読み始めてすぐその考えを改めた。難しいところか、文章はすごく簡単でわかりやすい。しかも、こちらの興味を引くような例や挿話が随所にちりばめられ、まったく飽きさせない。
またすばらしいのが、本書の目次。目次が「人を動かす」方法そのものになっている。目次に結論があり、読めばその結論に至る理由が語られる。結論をのびのびにして、だらだら続く文にはイライラさせられるものだが、本書に限ってはそんな心配はまったく無用。ストレスなく、それどころか興味を持って読み勧める魅力がある。
人を動かしたい人、また、そんなことを考えたこともないという人。そのどちらにも、本書は魅力的な内容になっていると思う。ビジネス書というよりむしろ、人を知り、自分を知るためのて助けをしてくれるのが本書だろう。はずかしながら、特に目的も持たず本書を読んだわたしだが、その読み始めの気軽さとはうらはらに、意外にも深い感銘を受けた。お勧めできる1冊である。
紙の本
いい本です
2014/07/07 13:34
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:デミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
先日、読み終えましたが、とてもいい本です。
中国古典などをある程度、知識として蓄えている方が読めば更に面白さも増すかと思います。
驚いたのは欧米でも東洋でも人としての芯は同じであると知ったことです。
是非、ご一読して下さい。
電子書籍
何度か読むとより良い
2019/02/01 15:20
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kawasemiblue - この投稿者のレビュー一覧を見る
一度紙の本で読んでたが電子でも購入。何度か読むとより印象深くなり心に刻まれる。
繰り返しさまざまな例が出てくるが、根底はどれも同じで、それを意識するだけで日々の行動が変わる。
何度か読み返して忘れたくない、とても大切な教訓を教わった。