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電子書籍
伝説の灘校国語教師の「学問のすすめ」
著者 橋本武
学ぶことが面白く、生きることが楽しくなる! 101歳まで学び続けた教師が語る、「人生を輝かせる方法」。本書は灘校の学力日本一の基盤をつくった伝説の教師が、学問の基本や人生...
伝説の灘校国語教師の「学問のすすめ」
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商品説明
学ぶことが面白く、生きることが楽しくなる! 101歳まで学び続けた教師が語る、「人生を輝かせる方法」。本書は灘校の学力日本一の基盤をつくった伝説の教師が、学問の基本や人生の楽しみ方を語ったもの。読書が実になるスロー・リーディングの方法、国語力を培う書き方、趣味との付き合い方、老いてこそできること、そして人生の岐路との向き合い方……。「一生使える教養」が身につき、老若男女問わずに、さまざまなライフステージで読み返したい一冊。
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紙の本
素晴らしき”もう一つの”学問のすすめ
2016/07/30 00:58
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投稿者:mistta - この投稿者のレビュー一覧を見る
「伝説の」と、今やたらマスコミにもてはやされている「今でしょ」
が口癖の某氏が肩書をつけたら鼻でせせら笑うが、灘校の橋本先生
となると話は別。
橋本先生は2013年101歳で逝去された、教え子に遠藤周作氏もいる
名物先生。
そんな豆知識が有り読んだ本。
橋本先生は、「銀の匙」をテキストにして中学三年間灘の生徒を
教えたそうだ。
主人公の追体験をさせて生徒に国語を好きになってもらうように
したとある。
わからない言葉は徹底的に調べさせ、章ごとに主題をつけさせ、
感動する表現を見つけさせ、どうして感動するのか考えさせる。
本書を読んでいるだけでも、灘の生徒の文章読解力はこの学習で
飛躍的に伸びるのだろ うなと漠然と感じた。
橋本先生は86歳になってから源氏物語の現代語訳に手をつけたそうだ。
老いをネガティブ に受け止めず、50で社交ダンスを習い出し、
60で宝塚に興味を持った先生。
生きることを余すことなく楽しんだ、その生涯を賞賛する気持ちが
生じた。
老いることに勇気を与えてくれる本であるとも言えそうだ。