デルフィニア戦記　第I部　放浪の戦士３　（中公文庫版）

投稿元：

レビューを見る

ウォルの育ての親・フェルナン伯爵救出劇。救出隊はリィ、シャーミアン、それになんと前巻で仲間同然にした大隊長ルカナン。そして更に生ずるウォル出生の疑惑。まさに「転」の一冊。

投稿元：

レビューを見る

戦士達の熱い思いに涙が出そうになりました。
フェルナン伯爵を救出できるのか、その先に何があるのかと考える止められず一気に読んでしまった。
ウォル、頑張れ。
リィありがとうといいたい一冊。

投稿元：

レビューを見る

フェルナン伯爵の臨終のシーンは何度読んでも涙。最後の一行、ウォルの「欲しいのはペールゼンの首ひとつだ」にはぞわりとする。

投稿元：

レビューを見る

うーん、そこまで、血筋にこだわるのかというのが、けっこう意外でした。
というか、それは、もっと以前に調べられたのでは？？

このまま、血筋関係なしの方が、わたしとしてはおもしろいのですが、パターン的には、そうはならないのかな。

投稿元：

レビューを見る

まだ３巻目だけどやっぱりこのシリーズ面白い！
リィもだけどシャーミアンとかデルフィニアに出てくる女の子は
強くてかっこいいなぁ。
ウォルとフェルナン伯爵との件は読んでて涙。
血筋の疑惑が持ち上がって、また大きな展開がありそうなので
次が早く読みたいや。
(08.12.16)

投稿元：

レビューを見る

【目には目を、歯には歯を】昔習ったハンムラビ法典を思い出しました。私はそれでいいと思います。それこそが人らしさじゃないかなと。実際体験したことの無い人間が奇麗事を言っても説得力ないし。どちらにしろ、やることは同じなわけだし大義名分よりもずっと好ましい。フェルナンの言葉には涙が出ました・・・良い親子です。

投稿元：

レビューを見る

北の塔に監禁されているフェルナン伯爵の救出が第一のメイン。潜入する前は、いくらリィでも絶対に攻略不可能だと思われるような塔の描写でしたが、意外とあっさりと潜入して脱出したような感じがして、少し残念。しかし、続くウォルとフェルナン伯爵（＋リィ）の最期の遣り取りには思わず涙でした。

第二のメインは国王軍と政府軍のマレバ攻防の合戦。これまでは個人の戦いばかりだったデル戦、いよいよ軍と軍のぶつかり合いです。正直、そこまで迫力のある描写ではなかったように思いますが、これから先はますます合戦が多くなって来るのだろうし、その辺りの成長を期待したいです。

そしてラスト、やはり最終的な問題になるであろうと思っていたウォルの出自の謎。ナシアスとバルロの遣り取りが好きです。バルロもそうですけれど、自分の信念を貫くナシアスが格好良過ぎる。

投稿元：

レビューを見る

再読。ウォルの王座奪還に、登場人物達と一緒に胸を踊らせていたのだが、この巻は涙を禁じ得ない話。同時にウォルの悔しさや怒りも痛いほど分かる。しかし、そういう精神面でもまたリィに救われて行くので、ウォルにとってリィはまさに勝利の女神だな思う。常識の枠にとらわれないリィの行動力には脱帽。もちろんウォルの強い精神力、リィに負けないほどの戦士としての能力も素晴らしい。

投稿元：

レビューを見る

後味の悪い結果となるものの一応前巻の危機を脱する。だが、ペールゼンがいよいよ国王派分断の工作に手を付け始め、王様は王様で育ての親の敵となったペールゼンに対し怒りをたぎらせる。
分断工作の術中に下った国王派が今後どうするか、また伯爵の死で我を忘れぎみになっている王様のこれからが気掛かりである。
なお今回においては王様は比較的無茶をしなかった印象。

投稿元：

レビューを見る

再読

次が読みたくてたまらない!!しまった!!
読むなら次の巻まで揃えてから読むべきだったと大後悔中です。

やはりフェルナン伯爵救出が、印象深いです！

あと、改革派の動きも。
早く次を手に入れねば。

投稿元：

レビューを見る

興奮と号泣の第３巻。リィの奮闘の甲斐あって、フェルナン伯爵を連れなんとか脱出。しかし過酷な拷問のため…。フェルナン伯の死は涙なしに読めません。そして、哀しみと怒りと復讐を肯定してくれたリィ。ウォルにはそれがどれだけ救いになったでしょうね。衝撃の事実（嘘臭いけど）を伝えられたウォルですが、怒りの方向は変化なし。ヘンドリックに告げた激昂はいっそ爽快です。今度は彼は奪還ではなく復讐に向かいます。侯爵は今まではウォルの政敵でしたが、今度は仇敵ですからね…。仇討ちはどうなるか。楽しみです！！

投稿元：

レビューを見る

この本ででいちばん良かったのはリィたちがフェルナン伯爵を北の塔から救出してウォルと再会するところで、すごく感動した。

最後にウォルが「欲しいのはペールゼン」の首ひとつだ」と言った時に、「お～」と思った。

ところでイヴンはスカーレットウィザードの、ケリーににている。