- カテゴリ:一般
- 販売開始日: 2015/07/31
- 出版社: 講談社
- ISBN:978-4-06-373701-1
電子書籍
鉄腕アトム 手塚治虫文庫全集(1)
著者 手塚治虫(著)
天才科学者・天馬博士は、事故で失った息子のトビオに似せて、最高のロボットを誕生させた。しかし、ロボットの息子が成長しないことに気づいた博士は、彼をただのロボットとしてサー...
鉄腕アトム 手塚治虫文庫全集(1)
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
鉄腕アトム 1 (手塚治虫文庫全集)
商品説明
天才科学者・天馬博士は、事故で失った息子のトビオに似せて、最高のロボットを誕生させた。しかし、ロボットの息子が成長しないことに気づいた博士は、彼をただのロボットとしてサーカスに売ってしまう! そんな中、宇宙船から自分たちとウリ二つの宇宙人が現れた! ところが宇宙人との共生を認めない地球人によって、宇宙人狩りが始まってしまい、ついには地上の生命すべてをおびやかす愚かな戦争に発展! 地球人でも宇宙人でもない、ロボットのアトムが大使となって双方をとりもとうとするが……!? <手塚治虫漫画全集収録巻数>MT221「鉄腕アトム」1巻収録/MT222「鉄腕アトム」2巻収録 <初出掲載>『アトム大使の巻』 少年 1951年4月号~1952年3月号/『気体人間の巻』 少年 1952年4月号~10月号/『フランケンシュタインの巻』 少年 1952年11月号~1953年4月号/『赤いネコの巻』 少年 1953年5月号~11月号/『海蛇島の巻』(原題「アトム赤道をゆくの巻」) 少年 1953年8月号/『火星探検の巻』(原題「空とぶ摩天楼の巻/火星隊長の巻」) 少年 1953年12月号~1954年5月号/『コバルトの巻』 少年 1954年6月号~9月号/『ZZZ総統の巻』 少年 1954年9月号~12月号/『電光人間の巻』 少年 1955年1月号
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
「遠い未来」としての2013年
2009/10/23 18:37
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:K・I - この投稿者のレビュー一覧を見る
いよいよ、「手塚治虫文庫全集」の刊行が始まった。その中から、本書、『鉄腕アトム1』を読んでみた。
アニメの主題歌は聞いたことがあるが、原作自体を読むのは初めてだ。
本書には、9作品が収められている。
最初の『アトム大使の巻』は、アトムが初めて登場したマンガだそうだ。ただ、これ以後の8作品と比べると、ストーリーに巧さがあまり感じられない。それは、手塚治虫マンガでおなじみのキャラクターが出てこないからかもしれない。
『アトム大使の巻』以後は、手塚治虫のストーリーテリングがさえわたっている。諷刺、環境問題、そしてもちろん、科学。
「赤いネコの巻」から察するに、『鉄腕アトム』の舞台は、2013年なのだ。アトムの連載が始まったのが、昭和26年、つまり、1951年だ。
手塚治虫が考えていた2013年。それは、今から4年後の2013年とは多くの部分で異なっている。ロボットは手塚が考えたほど発達はしていない。
しかし、変わっていないものもある。それは、人間が人間であることだ。
ある話では、「地球連邦」ができている。そこに、手塚の広い視野がうかがえるだろう。この時点で環境問題を取り上げていることにも驚いた。
手塚マンガの本質は、「人間」を描いていることだ、と思う。ストーリーの巧さと、映画的な手法でぐいぐいとページを捲らせるのだけれど、そこには、「人間」が描かれている。
しばしば、手塚は人間の「負」の側面も描いた(『バンパイヤ』など)。
しかし、『鉄腕アトム』には、アトムという存在がいる。アトムという存在が、読者に安心感を与えている。
2009年10月、「手塚治虫文庫全集」では、すでに10冊が刊行されている。
「アトム」の続きを読んでみようかな~と思ったのでした。
紙の本
手塚治虫さんの作品
2023/12/02 20:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ないものねだり - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ハマる」事の無い作品作りを、むしろ評価すべきなのだろうか。作品を現実と切り離し依存させないためと言えただろうか。わりと批判的精神を盛り込んだ作品が多いと思う。