商品説明
川の流れる東京の下町で生まれ、実直な文字職人として生きてきた父。しかし亡くなったあと、いままで信じてきた父の人生に知られざる横顔が覗き始めた!遠ざかる昭和の原風景のなかに浮かび上がる人の生き様。著者の実体験を元にした、自らと一族の来し方を見つめる旅の物語。
目次
- 冥途あり
- まるせい湯
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紙の本
父の人生を
2017/09/01 18:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
父親の人生を再確認するという形の弔いの書。語った瞬間から父親の生きた時間が解けていくようだった。そうやって死んだ人の思い出は解体されて どこかに還っていくような感じがした。
紙の本
納得しました
2016/07/16 10:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:飛行白秋男 - この投稿者のレビュー一覧を見る
最近読んだ本に、ベストセラーよりも文学賞を受賞した本を読みましょう、との記述があり、中でも野間文芸賞がおススメとの由でした。
そこで第68回野間文芸賞、第43回泉鏡花文学賞を受賞された本作品を読みました。
素晴らしい本でしたよ。私からもおススメです。