- カテゴリ:一般
- 販売開始日: 2015/10/30
- 販売終了日:2017/04/04
- 出版社: KADOKAWA/角川書店
- レーベル: 角川書店単行本
- ISBN:978-4-04-103477-4
読割 50
商品説明
亡君の仇討ちを胸に秘めた赤穂浪士・前原伊助は、吉良家の奥女中・千尋と許されざる恋に落ちてしまう。いずれも主家を捨て、二人の恋を達成すべきかと思い悩むが、吉良邸への討ち入りは予定通り決行される。討ち入りの夜、再会した2人は声なき声を交わして別れた。「いつの日か、自分たちの末裔が後の世に出会って、実らざる恋を達成するだろう」。これ以後、日本の歴史を彩った節目に、ふたりの家系に連なる者たちが幾度も巡り会う。時代の荒波に揉まれながら、波瀾万丈の出会いと別れを繰り返す恋人たちを描いた、重層的恋愛小説。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
運命の花びら
2015/11/25 15:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のりちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
この世では結ばれない運命にある男女がその子孫たちによって必ず結ばれるであろうという心躍るようなテーマは、読む人の老若男女にかかわらず、感動させる要素がある。
そのテーマを約400年に亘って描いた作者の構想力と筆力に脱帽するが、後半ではその子孫が一度に集まりすぎて誰が、誰だかわからなくなってしまったという欠陥が生じたのは残念。小生の読み方の問題があるのかもしれないが、これだけ登場人物が多くて名前も同じでは戸惑う。