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ファーストエッグ (2)
警視庁捜査一課でもお荷物扱いとなっている特命捜査対策室五係。中でも佐竹は、気怠げな態度と自分本位な捜査が目立つ問題刑事だった。その上、佐竹はプライベートで異なる問題を抱え...
ファーストエッグ (2)
ファーストエッグ 2 (リンクスロマンス)
商品説明
警視庁捜査一課でもお荷物扱いとなっている特命捜査対策室五係。中でも佐竹は、気怠げな態度と自分本位な捜査が目立つ問題刑事だった。その上、佐竹はプライベートで異なる問題を抱えている…。それは、元暴力団幹部で高級料亭主人の高御堂と同棲していること。端整な顔立ちと、有無を言わさぬ硬い空気を持った高御堂とは、快楽を求めあうだけの、心を伴わない身体だけの関係だった。しかし、年月を重ねる中で、佐竹の想いは次第に形を変えていく。そんな中、佐竹の過去に暗い影を落とす『月岡事件』を模倣した連続事件が発生し、更に犯人の脅迫は佐竹自身にも及び…!? 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
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時系列で言うと、書きおろしが一番昔。
2022/05/16 21:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:M★ - この投稿者のレビュー一覧を見る
電子版。
目次
3rd egg
4th egg
偽りの憧憬(書き下ろし) 佐竹とタカミ トレーダー事件 女性連続殺人事件
あとがき
---
電子版には、書き下ろしが付いている。
挿絵が無いのが凄く残念。
書き下ろしは、1巻の続きになっているので、書き下ろしを先に読んで、本編の3,4,を読んだ。
同人誌が4巻以降にも続きで出ているようだけど、
商業版を読了後に読むのかは、4巻まで読了して考えることにして、電子版の3巻に進む。
タカミは、当初佐竹の視える力を商売に利用したくて興味を持っていた。
それが、徐々に庇護愛に変わっていくくらい、佐竹は食生活や自己管理に興味を持っていない。
タカミは、面倒見がよい。
書き下ろしと本編、二重のシリーズなので、1-4まで全部一気読みをお薦め。
紙の本
じわりと展開
2023/02/11 08:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
(でもミステリーなのでその部分は
できるだけしないように書きます!)
構成は現在(本編)と過去の二本立てです。
脅迫の方が本格化し
実際の事件も平行してある。
高御堂さんの執着ぶりは前巻同様ちろちろと醸し出されていますよね。
高御堂さんは佐竹にはそうとは言わないけれど。
黒岩に会ったりとかね。
で黒岩も黒岩でちょっといわくありげだし。
そして、井筒に続いて佐竹の過去にからんでいる江東が出てきて
話はじわりじわりと動いていますね。
佐竹の態度は自分の周囲を巻き込まないようにするため
そして彼の生育環境の不遇さも絡んで暗く重い色が深まっています。
「偽りの憧憬」
市場に忠告されながらも佐竹が高御堂の関係を続けていく。
佐竹の在籍している市場班のこれからがわかっているだけあって
明るさの中に重いものがじわりときます。
市場を慕う佐竹と高御堂に傾倒していく佐竹
そして、佐竹にそうは見えないながらも傾むいている高御堂
蕪のスープや雑煮を食べさせる時点でもう執着この上ない感じがします。
ちなみに過去編にもたくさん人名が出てくるので
ちょっとわたわたしますね。
(嫌というわけでもなく)
余談
ちょっとだけ気になったこと
(どうでも良いことかなと思いつつ)
佐竹が土曜日に金田一のところに向かう時に通勤時間帯で・・・って
表現があったのがちょっとあれ?みたいな違和感ありました