紙の本
警察小説、深い。
2016/10/24 21:28
3人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Yuki - この投稿者のレビュー一覧を見る
道警シリーズとは違った面白さ。
過去の事件を捜査して新たに浮上する事実と、緻密な伏線。
最後まで息を止めるような展開が、苦しくも心地好い。
紙の本
代官山コールドケース
2015/12/24 16:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kon - この投稿者のレビュー一覧を見る
コールドケースを取り上げいます。TVドラマを見ました。コールドケースの特命係が今後できるで終わっていますが、新作を出さないと続きません。新作期待します。
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圧倒的に不利な状況でも、一人ひとり自分のできる範囲でベストを尽くした結果、一気に事件の様相が変わり収束するさまが心地よい作品です
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著者の”ユニット”が非常に良かったのでこれも読んでみた。本書も一歩一歩謎が解かれていくに巻き込まれます。代官山のことを想像しながら読みました。表紙のデザインもすごくおしゃれ。
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1995年、日本中の警察がオウム事件に忙殺される中、代官山で女性が殺害される。その直後、被害者女性の恋人が変死し、彼が犯人ということで事件は決着する。
それから17年後、川崎市で強姦殺人事件が発生。その現場から発見されたDNAは代官山事件で残されていた持ち主不明のDNAと一致する。
代官山事件は「コールドケース」扱いとなるが、今さら捜査ミスを公にできない警視庁は水戸部警部補と朝香巡査部長の2人に密命を下す。
結局、2人の活躍で17年前の事件は解決するのだが、それに要したのはわずか2日。2人が優秀すぎるのか、当時の捜査が杜撰すぎたのか。それはさておき、このスピード感が本作品の魅力。警察組織内の個々があうんの呼吸で協力し合い、事件の真相にたどり着く。読み応えがある、清々しいミステリー小説だ。
この小説を横山秀夫が書いたら、警察内部で足の引っ張りあいで盛り上がるんだろう。
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夢に向かい、夢が半ば破れというような、若者の哀歓と、周辺の人達に、変貌し続けている街…そこで起きた古い事件の波紋…なかなかに興味深い展開を見せる…過去を探る水戸部と朝香の動き、水戸部の案件で懸命に証拠分析を手掛ける研究員の中島の動き、更に現在発生している別な事件の捜査で駆けまわる時田の動きが並行して描かれる中、「事の真相」が次第に明らかになって行く…かなり精力的に動く捜査員館の様が活写される…
これも、なかなかに力が入った!!
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2017.12.9 読了
特命捜査対策室シリーズの第2弾。聞き取り調査場面が数多く出てくる。今回は女刑事(朝香千津子巡査部長)を相棒として17年前の未解決事件に取り組む。同期の科捜研・中島も犯人逮捕に繋がるいい働きを見せている。ただいくらオウム事件で手がなかったとはいえ事件発生当時にきちんと聞き込みしていればすぐに解決したようにも思うが・・・
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足で稼いで証言をとって事件の全体像がだんだん組み立てられていく様子を主人公と共に体験できるストーリーで楽しめました。佐々木譲さんの筆力が光る一冊。
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17年前に解決した殺人事件に実は真犯人がいた。
その事実を導き出したのは、神奈川県警。
警視庁の威信に欠けて神奈川県警より先に新犯人を確保せよ。
と動き出したのが特別捜査対策室の水戸部と朝香の2名。
非公式の操作で制約があるなか、中島、時田との協力者が捜査をサポート。
その中で、神奈川の事件、もう一つの事件と、17年前と現在の事件が交互に絡み、犯人に近づいていく。
描かれている過程が、2日間とは思えない密度の濃さ。捜査員の胆力に驚愕する。
シリーズ2作目だそうで、まだ1作目を未読。ぜひ読みたいと感じた。
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読みやすかったし、複数の視点から描かれているのも面白かった。事件解決時が若干あっさりしているような印象ではあるけれど…その経緯は楽しめた。
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シリーズ2作目。刑事の仕事は想像以上に地味で過酷であると、このシリーズを読んで改めて思う。本来ある刑事たちの過酷な事件捜査のリアリティ性を追及しつつ、エンターテイメント性、ミステリー性をしっかりと含めて展開されていくストーリー。その絶妙なバランス感覚。それこそドラマの醍醐味であり、佐々木さんの腕前。
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17年前に代官山で起きた暴行殺人。容疑者の死で事件は解決したはずだった。だが今、川崎で起きた同様の殺人現場から同じDNAが見つかった。真犯人は別にいたのだ。特命捜査対策室の水戸部に密命が下る―警視庁の威信をかけ、神奈川県警より先に犯人を逮捕せよ。警察小説の巨匠による渾身の大作、シリーズ第2弾。
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流石は佐々木氏という感じの、かなり読み応えのある警察小説です。
17年の時を経て関連が濃厚な2つの殺人事件の捜査がテーマで、捜査開始から解決までの時間は短いものの、そのプロセスはパズルを1つずつはめるような非常に地道なもので、担当刑事や科捜研職員の仕事振りにプロフェッショナルを感じました。
男女でペアを組む捜査員の間に余計な私情が全く入らず、事件解決に特化した内容になっているのも好ましいです。
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分厚い。でもほとんどが同僚との会話か聞き込みの会話なので時間はかからない。前作同様、短い時間にあれよあれよと犯人を絞り込んでいく。時効前の捜査担当していた警察は無能か?
それで最後は17年も逃げおおせていた犯人があっさりと落ちる。
今回登場したパートナーの四十路婦人警官は再登場あるのか?その前に3作目があるのか?
北海道警シリーズもだけど最近の作品は次が早く読みたいというワクワクがなくなってきた。
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佐々木譲さんの小説はスピード感がすごい
この小説も3日くらいで事件を解決
面白くって、平日に読むと必ず寝不足になる
そして、今回も寝不足のまま出社2日