怒らないこと2―役立つ初期仏教法話〈11〉
香山リカさん推薦!「自我はない」この言葉にドキリとした。そして、人として、精神科医として考える旅がはじまった。(精神科医 香山リカ )私たちは「もう怒りたくない」と思って...
怒らないこと2―役立つ初期仏教法話〈11〉
商品説明
香山リカさん推薦!
「自我はない」
この言葉にドキリとした。
そして、人として、精神科医として
考える旅がはじまった。
(精神科医 香山リカ )
私たちは「もう怒りたくない」と思っても、怒ってしまいます。
自分の意思ではどうにもならないものが、怒りです。
仏教では嫉妬、物惜しみ、後悔、軽視など、
十種類の感情も、怒りの姿を変えたものだといいます。
前作『怒らないこと』から、さらに心の深層に分け入り、
生きることの矛盾に真正面から答えを出します。
生命の根源にあるもの、それは怒り----
初期仏教長老が、ブッダの教える怒りの終焉をお話しします。
生命と自我のしくみを解き明かし、ブッダが教える、怒りを克服する人生論です。
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慈悲を育てる
2010/08/26 16:29
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:でるっそす - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本は前著「怒らないこと」の続編のようだが、単独でも読める。
仏教的には「イヤ」と感じることはすべて怒りに分類される。
一方、仏教の言葉に「一切皆苦」とあるように、人生は苦である→イヤと感じる→怒り。ということで人生は基本的に怒りに満ちているらしい。
怒りがいかに良くないか、怒りの分類、怒りにいかに対処するかなどが示される。
最終的には仏道修行を完成させて怒りを完全に退治したほうがいいようだ。
そのためにはまず慈悲の心を育てることにしよう。
すべての生命あっての自分という人生観を確立しよう。