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落葉・回転窓 木山捷平純情小説選
著者 木山捷平
男と女の出会いと恋愛の機微を永久の時間のなかで紡ぎ出す短篇小説の魔術師・木山捷平。その鮮麗なる筆致は読む者すべてを魅了する。「村の挿話」「猫柳」「空閨」「増富鉱泉」「男の...
落葉・回転窓 木山捷平純情小説選
05/23まで通常1,562円
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落葉・回転窓 木山捷平純情小説選 (講談社文芸文庫)
商品説明
男と女の出会いと恋愛の機微を永久の時間のなかで紡ぎ出す短篇小説の魔術師・木山捷平。その鮮麗なる筆致は読む者すべてを魅了する。「村の挿話」「猫柳」「空閨」「増富鉱泉」「男の約束」「落葉」「回転窓」「留守の間」「口婚」「好敵手」「七人の乙女」を収録。
目次
- 村の挿話
- 猫柳
- 空閨
- 増富鉱泉
- 男の約束
- 落葉
- 回転窓
- 留守の間
- 口婚
- 好敵手
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この人の短編は本当に素敵
2022/01/28 22:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
木山捷平という私が大好きな作家の短編集で、副題が「木山捷平 純情小説選」、この作家のことを私が大好きな理由も偉ぶらない純情な人だから、もちろん、この作家のことを直接知っているわけではないのだが、その作風で私は勝手に「この人は、いい人だ」と決め込んでいるのだ。久しぶりに田舎に帰った主人公の日常がほっとさせる「村の挿話」から始まって、どの話もいい。11の短編が収められているのだが、その書かれた時代はまちまちであっても、彼の純情は不滅だ、「回転窓」に登場する草野先生に対する主人公・正介の憧れは、私にもあったような記憶がある(私は、主人公や木山氏のように純情ではなかったが)。とにかく「七人の乙女」の正介のように、若い女性にも好かれる晩年を迎えられるよう努力したい