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紙の本
この人の短編は本当に素敵
2022/01/28 22:40
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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
木山捷平という私が大好きな作家の短編集で、副題が「木山捷平 純情小説選」、この作家のことを私が大好きな理由も偉ぶらない純情な人だから、もちろん、この作家のことを直接知っているわけではないのだが、その作風で私は勝手に「この人は、いい人だ」と決め込んでいるのだ。久しぶりに田舎に帰った主人公の日常がほっとさせる「村の挿話」から始まって、どの話もいい。11の短編が収められているのだが、その書かれた時代はまちまちであっても、彼の純情は不滅だ、「回転窓」に登場する草野先生に対する主人公・正介の憧れは、私にもあったような記憶がある(私は、主人公や木山氏のように純情ではなかったが)。とにかく「七人の乙女」の正介のように、若い女性にも好かれる晩年を迎えられるよう努力したい
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