灰狼侯爵と伯爵令嬢

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投稿者：アールグレイ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

後妻にきた継母達に虐められる主人公を
侯爵が救うという王道ストーリーですが、
脇役がしっかりしていたり主人公の性格の良さ
がうまく描かれていたりでストーリーにグイグイ
嵌ってしまいあっという間に読み終わりました。
途中主人公があまりに可哀想過ぎて泣けましたが後味もスッキリな良いお話でした。

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投稿者：あじらのうず玉　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

発売から何年か経ってから購入しましたが、よい買い物をしました。

不遇な状況でも一日一日を健気に、前を向いて暮らしていたヒロイン・サリーディア。
自分を救ってくれたヒーロー・ヴィンセントをいつの間にか愛していて、愛されなくても側にいられればそれだけでいい。
正直、この辺はよくある話です。

でも、ヴィンセントが留守中に様々なトラブルが起こり、
家族のように大切にしている使用人達や領民を守るために、
サリーディアは、一人で懸命に悪と戦います。
その姿に、胸を締め付けられ涙しながらも応援したくなります。
初読みの作家さんでしたが、ストーリーはよく練られていて、
限られたページ数でほどよくいろいろな事が起こります。
飽きさせません。

TLの過度なエロ要素はほとんどありませんが、これはこれで良し！と思えます。

イラストは、表紙同様、中の挿し絵も素敵です。

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投稿者：ナイロンスカートさん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ヒロインは継母に売られお金はあるけど容姿に難がある貴族に売られる。

気付いたら戦場的なドレスを着せられベッドに投げ出された。

ヒロインは美しく真面目で清潔感がありとても読んでいて気持ちの良いヒロイン。
ヒーローも顔に傷があって人々に畏怖されながらも、そのような状況になったヒロインを気遣い助けてくれる。

白い花嫁にならないようにする継母の狡猾さもあるが、その対応を問うしてヒーローを思い好きになったヒロインはお話としてとても気持ちの良いものでした。

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投稿者：がろん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ヒーローが口数少なく態度も素っ気ないのでヒロインを大いにしょげ返らせていますが、不器用な強者で凄く格好いい。ヒロインは正統派ヒロインでいい娘さんですが、ちょっと自分に酔いがちなネガティブ台詞がウザくて面倒でした。悪役がかなり醜悪なのでヒロインは精神的にも肉体的にも過酷でハラハラします。
ストーリーはロマンスものとしては王道路線ですが、主役二人の接触が少くなめなので脇役達みんながヒロインを慈しみ生き生きとストーリーをもり立てていて、個人的には隅々まで活躍していた脇役達の方がいろいろ面白かったなという印象。