断罪のイクシード3 ―神の如き者―
「大和ちゃんには……もうわたしは必要ないんだね」 夏休み――大和たちは、巨大マリンパークに遊びにきていた。最近なぜか沈みがちな幼なじみの穂波を、不器用ながらも励まそうとす...
断罪のイクシード3 ―神の如き者―
商品説明
「大和ちゃんには……もうわたしは必要ないんだね」 夏休み――大和たちは、巨大マリンパークに遊びにきていた。最近なぜか沈みがちな幼なじみの穂波を、不器用ながらも励まそうとする大和。だが、そんな彼の前に、またも魔術の闇に属する人間が現れる。穂波や友人達まで巻きこんで巨大な霊災を引き起こそうとする敵に、大和は真っ向から勝負を挑むが――!? 一方、遊びの誘いを断って神原神社の掃除をしていた東雲静馬は、ついに大和の秘密の核心に辿り着く。そしてそんな静馬に対しても、新たな脅威が迫ろうとしていた。風雲急を告げるシリーズ第三弾! ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
関連キーワード
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
楽しい日のはずが…
2015/08/17 13:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
夏休みを前にして、藤間大和は友人の梶十四郎の招待で、レジャー施設のプレオープンに参加することになった。常磐京子や雨森穂波も一緒だ。大和はせっかく仲良くなる機会ということで東雲冬馬も誘うのだが、寺の片づけをするという口実で断られてしまい、猪塚青磁もそちらの手伝いに行くことになる。
夏休み前の楽しい日のはずだったが、招待されたレジャー施設マリンコスモスを建設した上杉コンツェルンのトップは、護国課の前身である葬魔局に所属する魔術師だった。そして、大尉と呼ばれる何者かの下で、藤間大和と東雲冬馬を利用する、大規模な魔術災害を企てていたのだ。
そのために、友人たちを魔術を巡るいさかいに巻き込んでしまった大和。その頃、静馬は、かつて榊原天童が住んでいた寺の地下に、魔術師の工房を発見していた。そしてそこで厳重に封印された日記の中には、大和にまつわる秘密が記されたものがあった。
自らの行動により、過去の人々のやさしい思いを無にしていたと知った静馬は、大和のためにある決断をする。
今巻で終わりのような雰囲気で始まったものの、終わってみれば大規模な戦いの前哨戦に過ぎなかった。そして、次に大和の前に立ちはだかった人物は、意外な人物。大和の姉弟子であり、護国課鬼兵隊隊長の土御門明日奈も登場し、色々と自覚した大和が自分の筋を通すために戦いに挑む。