忠直卿行状記
著者 著者:菊池寛
底本名:菊池寛 短篇と戯曲底本出版社名:文芸春秋底本初版発行年:1988(昭和63)年3月25日入力に使用した版:1988(昭和63)年3月25日第1刷校正に使用した版:...
忠直卿行状記
商品説明
底本名:菊池寛 短篇と戯曲
底本出版社名:文芸春秋
底本初版発行年:1988(昭和63)年3月25日
入力に使用した版:1988(昭和63)年3月25日第1刷
校正に使用した版:1988(昭和63)年3月25日第1刷
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古さを感じさせない率直さ
2021/12/03 12:33
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投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
生まれたときから忖度され続け、真の意味の自尊心 アイデンティティを見出すことができない青年藩主の悲劇を描き出している。朱子学的な忠義に縛られた家臣群が更にそれを助長してしまっている。現在の日本においても皇室関連の人々が、忠直卿と同じような心情を抱いてしまっているのではないか。100年以上も前の作品なのに、作者菊池寛の筆は近代人としての忠直卿の心情を古さを感じさせない率直さで描き出している。