日本のたしなみ帖 百人一首

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よくできたおしゃれな本です。惜しむらくは、鑑賞と語句のダブリ（スペースが限られているだけにもったいない）と歌のひらがなフォント（少し読みにくい）。解釈は人それぞれだから、いろんな説を併記する必要はないのでは、かえってわかりにくいです。

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「小倉百人一首」の解説書です。

わかりやすくてためになりました。解釈には人それぞれですが、私はこういう解釈の仕方の方がいいなと思いました。
覚えるのには最適だと思います。

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百人一首関連の本にはイラストや写真が満載のものも多いが、本書は現代語訳と簡単な解説だけのシンプルな作りなのが気に入って購入。情報が少ない分、歌そのものを味わいやすくてよいと思う。また、解説も適度な量で、初心者にはちょうどよかった。ただ、外国人に日本文化を紹介しようというコンセプトのシリーズのようで、最初と最後に英語の文章が付いていたが、それが本全体の中で浮いてしまっている気がした。

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百人一首

学生時代に
触れたことはあったけれど
この年齢になって
改めて
一つ一つの背景や意味と一緒に
知ることで
より美しさを感じる

言葉選びのセンスが素晴らしい

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久々に百人一首に触れたくて。
子供の頃と味わい変わるかと思ったけど印象に残る歌は変わらないものだ。

2023.12.12
192

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大河ドラマ「光る君へ」を毎週見ていて、ふと「百人一首に紫式部と清少納言いたよなぁ」と思い出し、手に取った本。
読んでみると、赤染衛門もいる、和泉式部も、藤原伊周の息子も、紫式部の娘まで！小学生の頃のカルタ取りでなんとなく覚えていた歌と、ドラマの登場人物がリンクして、楽しく読みました。　

恋文のやりとりが多いですね。ドラマを観ていても紫式部の弟や一条天皇が辞世の句を詠んでいたし、何かにつけ一句詠む平安貴族たち。丁寧に言葉を選んで手間暇かけて、令和の私たちが何気なくしている返信も芸術の域に昇華させていく。時間の流れがゆったりしていて羨ましい気もします。

自然を詠む歌では「田子の浦…」は現在でも同じ光景が見られますね。昔も今も同じ景色を見て美しいと感じていると思うと、山部赤人にグッと親近感が湧きます。

にしても1000年先の未来で自分のラブレターがカルタになるとはビックリでしょうね。

とりとめなく思いつくまま書きました。