読割 50
電子書籍
軋む社会
著者 本田由紀
希望を持てないこの社会の重荷を、未来を支える若者が背負う必要などあるのか。この危機と失意を前にし、社会を進展させていく具体策とは何か。増補として「シューカツ」を問う論考を...
軋む社会
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
軋む社会 教育・仕事・若者の現在 (河出文庫)
商品説明
希望を持てないこの社会の重荷を、未来を支える若者が背負う必要などあるのか。この危機と失意を前にし、社会を進展させていく具体策とは何か。増補として「シューカツ」を問う論考を追加。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
現代の社会で一体、働くことはどんな意味があるのかを再考した一冊です!
2020/06/26 10:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、東京大学大学院教育学研究科教授の本田由紀氏による作品です。本田氏は、『多元化する<能力>と日本社会』、『若者と仕事』、『教育の職業的意義』、『学校の<空気>』などの教育に関する著作を多く発表しておられる研究者です。同書は、現代の社会において、夢がもてず、将来の展望が見えないという若者が急増しており、他方、非正規雇用、内定切り、やりがいの搾取で拡大する「働きすぎ」という傾向が目に見えてはっきりとしてきています。こうした状況の中で、働く意味がそこにあるのかを再考した画期的な書です。同書の内容構成は、「1 日本の教育は生き返ることができるのか」、「2 超能力主義に抗う」、「3 働くことの意味」、「4 軋む社会に生きる」、「5 排除される若者たち」、「6 時流を読む―家族、文学、ナショナリズムをキーワードにして」、「7 絶望から希望へ」、「8 増補・シューカツを乗り越えるために」となっています。