商品説明
新潟の祖父に米作りを教わりに来た翔太。朝五時起きで田んぼに向かい、田んぼを注視する祖父。ある日、翔太は寝坊して朝五時に起きられなかった。すると喜一は一言「帰れ」と言う。このまま帰っては負けだと居直る翔太はある日、喜一の米を食べる。光り輝く米粒、鼻孔に飛び込む芳醇な香り、味覚をぶん回す旨味、ぷつりぷつりと弾ける歯ごたえ。仲間達と、最高の米づくりを目指す日々が始まった。
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書店員レビュー
丸善ジュンク堂書店のPR誌「書標」2016年10月号より
書標(ほんのしるべ)さん
気に喰わない上司を背負い投げして無職となった翔太が、新潟の気難しい祖父・喜一から米作りを教わることになる。
毎朝5時に田んぼをじっと注視するだけで何も教えてくれようとしない祖父にやきもきするが、あるきっかけで喜一の米を味わい、感動して米作りに目覚める。勝気な新米農家の里見や、気障な兼業農家の光太郎とともに米作りに励む翔太。
小さな出来事が稲に大打撃を与えるが、喜一の長年の勘と経験が稲を最高の米に導いていく。魅力的な登場人物が物語を盛り上げ、米への愛情が深まり、米が主食の日本人で良かった!と強く感じる作品だ。喜一と翔太、その家族の絆に胸が熱くなるだろう。
米への愛情が高まる
2016/11/06 17:48
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投稿者:Freiheit - この投稿者のレビュー一覧を見る
気に食わない上司を背負い投げし、クビになった主人公が祖父から米作りを習う物語。家族の絆や米への愛情が高まる作品である。