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投稿者:まるりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
短編集ということで、可愛い話がたくさん詰まっています。
第狸奴や双子の童子、小っちゃくてかわいい子たちにほおが緩みっぱなし。
さらには現代版僕僕先生(!?)まで!弁弁君は相変わらずで笑えます。
これを読むともう一度最初から僕僕先生シリーズを読み直したくなります。
チベットへ行ってません!
2016/05/25 00:34
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投稿者:papakuro - この投稿者のレビュー一覧を見る
サイドストーリー集です。
チベットに向かっていると思ってたら、広州当たりに戻ってしまった。
蚕嬢が出てくるので「さびしい女神」より前の話ですね。
「雷のお届けもの」は,ん,読んだことあるぞとおもったら,新潮文庫のファンタジー・セラーに収録されてます。
「競漕曲」も既読感があるけれど,こちらは「海遊記」に似たようなエピソードがあったかな?
「福毛」は思いが遂げられ子供まで授かって良かったじゃない,と思ったのですが,夢落ちならぬ病落ち,精神病者の妄想だったってこと?
巻末漫画の第狸奴がスマートで狸に見えない。三木氏の挿絵の方がいい。
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最後のお話は、王弁くんの性格を表しているんだけど、切ない気持ちになった。
でも、できた時もあったのにってことは、ずっと一緒にいるってことなんだね。
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僕僕先生の世界で描かれた登場人物達のエピソード集。どんなヒトだったか思い出しながら楽しめました。フフフ
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僕僕シリーズ、番外編ともいえる短編集。
ここ数作の長編に比べるとより読み易いが、没頭具合は堕ちた。
シリーズ初期の連作短編より、ストーリーはきれいになっていると思うが、どこかさっぱりし過ぎていて物足りない。
最後の一編などは面白い設定だが、長編でやってもよいのでは?と思う。
3
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http://takotakora.at.webry.info/201604/article_2.html
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すごろくの話「避雨雙六」は設定がおもしろい。あがりを自分で考え、それに応じたマス目が出るとはねー。
王弁が願ったのは、いつも思っているけど叶いそうにもない・・・「仙骨が欲しい」ということ。そしたら途方もなく長いすごろくに・・・(笑)
海の真ん中で幻の島にとらわれ、抜け出すために劉欣と王弁が共同作業で舟を作り、島の支配者とのレースにのぞむ話「競漕曲」は、劉欣の優しさというか、本編で現れている以上の本質みたいなものが垣間見えていい。
「雷のお届けもの」は雷王の子、ばんとその友達、董虔の後日談というか今どうしてるかって話。これもなかなか面白かった。
最後の、現代に転生したとおぼしき僕僕と王弁の話「福毛」は・・・わかるような分からないような。
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僕僕先生シリーズの外伝と言える短編集。
周辺の登場人物を主人公に取り上げて、小ぢんまりとした話で、これはこれで良い。
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道士・司馬承禎と暮らす那那と這這の大活躍。変幻自在な旅のお供・第狸奴の生態。劉欣の苦悩と、秘められた優しさ。シリーズ第七弾は、僕僕ワールドのキャラクター総登場の豪華短編集!そして、最後に明かされるのは、美少女仙人・僕僕の秘密。ふと気づけば、先生によく似た女性と結婚していたが、彼女は老衰で死にかけていて…。謎が謎を呼ぶ、魅惑のファンタジー六編。
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短編集。僕僕先生と王弁が登場しないものも二篇。
最後は「福毛」。なんと舞台と登場人物は。
主人公は、まったく何が起こっているのか判っていない。伏線の回収という言い方は好きではないが、このままじゃ可哀想すぎるし、読んでる当方も疑問だらけだ。
時空を超えて僕僕と王弁の旅は完結していないということなのか。何処までが夢だったのか。いつかちゃんと教えて欲しい。
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外伝のほうがおもしろかったかな。
それにしてもやはり僕僕の「ボク」と言う言い方にはなじめない・・・・
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短編集。
僕僕先生に関しては実は長編よりも短編の方が面白いと個人的には思っている。
6つのお話が入っているけど、これまで出てきたキャラクター達のこぼれ話的なお話が多かった。
個人的には雷少年達の話が好き。
少年はいつの間にか成長するものなんだよね。
それに比べて王弁くんは成長したのかなあ?(笑)
あと第狸奴の生態が詳しくわかってチョットびっくりだよ。
彼(彼女?)も大人の階段登って成長したしね。
それにひきかえ王弁くんは……以下省略。
ラストの話がいきなり舞台が現代でチョット趣が異なるんだけど、つまりは王弁くんは少しはヘタレから進歩したけど、まだまだだってことでいいのかな?(笑)
うん、未来でがんばれ。
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このところ続く長編、大冒険路線から、一転して、スピンオフ小品集。
それぞれ独立した短編。
この本からシリーズを読み始めてもいいのではないか、とも思う。
自分のミニチュアを駒とする双六遊びや、船乗りたちを船ごととじこめ、「守ろう」とする島など、意味深な話がたくさん登場する。
第狸奴にも「春」がやってくるというのには、びっくり。
全体としては、王弁君の成長への渇望を感じたけれど、ちょっと大げさか?
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直前の巻までに至る、&+1編の複線的な短編集。
著者自身が"あとがき"に書いている通り、"せっかく思い付いたサブストーリーとか設定とか、本編に書くとわき道に入り過ぎてしまうので書けないけど、捨ててしまうのは勿体ない!" 集。
面白い。下手をすると本編より面白かったりする。
登場人物の、本編では細かくは描かれない掘り下げもあって楽しめる。
最後の1編だけが、未だ本編では描かれていない遥か未来を舞台にしている。
ひたすら本編だけを読み進むよりも、やっぱり本作もちゃんと読んでおいた方が、先を楽しめると思いますー!
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なりたいもの、願い事。
でもそれは、過程じゃない?彼が願ったのはその過程で、願いそのものじゃないんじゃないだろうか。
願い自体も述べているけれど、それ自体を願いとせずに、その過程を願いとしている感じがした。
大事なのはそこじゃない気がする。