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なるほど!
2017/12/30 00:10
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:モンタワ - この投稿者のレビュー一覧を見る
普段何も考えずに話している日本語を外から見るとそういう仕組みだったのか、と目からうろこ的な内容です。
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日本語文法
2023/11/12 20:31
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投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本語文法から日本人の考え方もわかり面白い。普段意識せずに使っている日本語がどういう仕組みなのかが知れて勉強になる。
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学校文法に非ず
2018/04/25 13:51
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mistta - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は学校文法について解説する書ではない。
外国の人が日本語を学んだしたら、本書の教え方こそ、理にかなっていると思える。
とりわけ、日本語には主語が無い論に説得力を
感じた。
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日本語文法が非常に分かり易く書いてあり,また,日本語に隠れた日本の文化の良さまで書かれている。言葉はその国の文化を表すというけれど,そのとおりだなと思った。外国人にもお勧めしたい一冊。
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国文法は日本語の本質を表していないことを痛感。外国人のための日本語文法の重要性に気がつかせてくれる一冊。
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まえがきから今まで自分たちが学校で学んできた文法と、実際の日本語文法と違うという指摘があり、
全くそのことを知らなかった私にとっては目からうろこが落ちる思いでした。
また、普段何気に使っている言葉には、何をどう選択するのが正しいかという論理的な理由があり、
曖昧だと思っていた言葉が実はかなり明確なものだということに気付かされました。
全体を通して非常に読みやすく、小難しい部分はありません。
日本語について興味がある方だけでなく、外国語を勉強している方にもためになる内容だと思います。
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扱われているのは次のような内容。
・日本語の文型
・コトとムードの文構造
・自動詞他動詞の機能
・ボイス
・アスペクト
・テンス
・ムード
・複文
部分的には知っている話もあったが・・・。
自動詞他動詞の問題は、動詞の性質(あらわすものが動作か、状態か、変化か)ということと関わる。
このことが、「~ている」「~てある」の使い分けにも関わっているという。
たしかに、言われてみれば理屈は納得。
これまでそのことを総合的に考えようとしてこなかった自分に愕然とした。
ただ、その一方で、ただトピックを並べただけの章もあり、そこはちょっと残念。
個々の文法的な減少から見えてくる大きな風景がもっと見られたらよかった・・・。
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外国人に教える為の日本語文法をつかった、日本人のための文法入門。小学校・中学校でも、こういう教え方してくれればいいのに、と心の底から思う。
いまさら文法? いやいや、日本語のしくみを学ぶということは、日本人がなにを大切にしているのかを学ぶということにもつながる。
例文として感心したのは、留学生がよく言うというこの文章。
■日本に来る時に、友達がパーティを開いてくれた
■日本に来た時に、友達がパーティを開いてくれた
英文法であれば「時制の一致」という法則に従うところ、日本語ではこの両方が存在して、しかもそれぞれ意味が違ってくる。前者は「もといた国で」、後者は「日本に来てから」パーティが開かれたということを、日本人ならわかる。(はずなのだが……聞き取り調査してみると、けっこうな確率でわからないという日本人も……)
「が」と「は」の違いなど、日常つかっている日本語を、より意識して使えるようになる、という意味でもおすすめの一冊。
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学校文法とは異なる日本語文法の姿に初めて触れることができた。
ボイス(態)、アスペクト(相)、テンス(時制)、ムードといった聞きなれない用語も、概略が分かりやすく理解できた。
丁寧で分かりやすい説明というのは、このような文章なのだと感心させられる。
文化・メンタリティと言語が不可分であることも、よく認識できた。
知識としては面白かったが、これを読んでも日本語の上達にはつながらないように感じる。
12-155
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テーマは興味深く、面白く読むことが出来ましたが、説明が足りないと感じる部分がありました。もう少し詳しく説明された日本語文法の本を読みたくなりました。日本語文法の入口の本としては有用だと思います。
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ムード、ボイス、テンス、アスペクトといった外国語文法ではおなじみの道具立てでもって、日本語がクリアに説明されていくのは壮観です。
ついに日本語がグローバルスタンダード(?)の土俵に乗ったかとの感慨すら覚えます。
そして、クリアに説明されているだけに、日本語と英語との差異が浮き彫りになります。間接受身文や時制の一致に関する部分が典型でしょう(本書では英語との比較が随所に出てきます)。
学校でいくら勉強しても英語ができるようにならないことについては様々な議論がありますが、ひょっとすると学校文法(国文法)と欧米語文法の相性の悪さもその一因なのかもしれません。
英語教育の失敗(僕は必ずしもそうは思いませんが)の原因が、英語教育ではなく、国語教育にあったのだとしたら、悪い冗談だとしか思えません。
日本語と外国語を同一平面で見渡せるという点で、外国語学習者には相当得るところがある本だと思います。
日本人の自然を愛する心や思いやりの心が日本語文法にあらわれているという著者の意見にはやや閉口したので、マイナス1点。
日本語だけが人と自然にやさしいエコでロハスな言語だということはないでしょう。語末表現の多様さ、補助動詞の使い方やアスペクトの表現はほぼ日本語と共通の朝鮮語も同じではないかという話です(本書では日本語文法と朝鮮語文法の比較もよく出てきます)。
どうでもいい話。
(迫真)(震え声)(小並感)といった淫夢語は、ボイスの説明だったんですねー。(「一流企業に就職したい。(願望)」本書p146)
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無味乾燥だった学校文法に比べて「日本語文法」の斬新さに驚嘆した.外国人に日本語を教えることがベースになっているからか、英語との対比が面白かった.昔話の「おじいさんとおばあさんが」の「が」と「おじいさんは」の「は」が英語の冠詞のaとtheに対応する件は、思わず「その通り!」の声が出た.
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こういうことを教えてくれなかった高校のカリキュラムに対する怒りが湧いてくる。
この本の記述自体は教育的配慮からかなり冗長になっているので、普段から文法を意識して日本語を使っている人なら専門外の人でもこの本の1/5ぐらいの記述で同じ内容を理解できる気がする。
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そうか、そういうことだったのか、とスッキリ。外国語の勉強を始める前にこの本に書かれていることを理解していれば...と思う。
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日本語を母語とする私たちでさえ「テニヲハ」は難しい。外国人学習者ならなおのこと。でも教えるには?そう、学校で習った文法ではダメ。視点を変えて...。
熊本学園大学:職員 (ハラダ)