紙の本
決着は最初から
2017/01/29 18:21
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のぉちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
短編で貴族探偵と女探偵の対決は何度もあるのに、必ず貴族探偵の勝ち
最後の最後で女探偵が勝ったと最後の話でガッツポーズした
ガッツポーズしたけど、負けた
女探偵に感情移入して読みました
貴族探偵と言いながら推理を語るのは使用人
探偵を労働と言う感性はあまりない
読者として騙された
そして心底、腹が立つのに続きがあったら絶対に読む
中毒性があると本気で思います
電子書籍
頑張れ女探偵
2017/04/13 23:49
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mancha18 - この投稿者のレビュー一覧を見る
毎回(最終話だけ違いますが)女探偵が貴族探偵を犯人と指摘し、それを使用人達の推理で覆されるという短編集。
ワンパターンと言えばワンパターンなんだけど、女探偵の推理がクッションとなり、使用人達の登場の「待ってました!」感がより強まるので、前作よりも面白く読めた。
ただ、『幣もとりあへず』は、複雑な上にアンフェアギリギリ(っていうか、ギリアウト気味)なので、理解するのが結構大変だった。
電子書籍
読みやすいミステリーです。
2017/09/08 13:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:monica - この投稿者のレビュー一覧を見る
気楽に通勤中などに読むにはちょうど良い軽さの小説です。登場人物も個性的でドラマ化されたのも納得。もう少し他のエピソードを読みたいかなっとも思います。しかし、今回から出てきた女探偵は正直に言って、必要なかったかなっと思います。私が女性のせいか読んでいてイラっとさせられる事がありました。とはいえ、最後のエピソードは面白かったです。
投稿元:
レビューを見る
亡き師匠の探偵としての技術と矜持を継ぎ、行く先々で遭遇する事件の解決に乗り出す新米探偵 高徳愛香。
しかし事件の容疑者には常にあの貴族探偵がいて...。
キャラ立ちやお約束の展開など賑やかしいB級コメディ感はさらに強化されていて、まるでディナーのあとの謎解きのよう。
「馬鹿馬鹿しい。私に推理しろと?貴族に労働を強要するとは時代も傲慢になったものだ」
投稿元:
レビューを見る
2016/11/17
貴族探偵が犯人と指摘されたあとに貴族探偵が事件を解決する(推理するではない)
ひとつの証拠で推理が全然違う方向に行くんだなぁと感じた。
投稿元:
レビューを見る
前作貴族探偵はあんまりな印象だったのだが、女探偵が入ったことで物語に統一感が生まれてリーダビリティが上がったように思える。最後の短編のこう来たか!感は格別。
投稿元:
レビューを見る
前作は「××をしない探偵」という設定だけで美味しかったんです(前置き)。
今作は、そんな「××は召使いに任せます」設定にプラスαが色々付いてはいるんです。
貴族探偵に真っ向から対立する女探偵という新キャラを打ち出し、
彼女に毎回「貴族探偵さん、貴方がこの事件の犯人です!」と指摘させ、
「恐れながら女探偵様は間違っておられます」と召使い達が真相を解明する………。
うーん。うーん。
前作は面白かったんだけどな。
推理合戦っていうテーマそのものにあまり魅力を感じないせいか、何度も上記を繰り返されて正直後半は食傷だった←←
投稿元:
レビューを見る
相変わらずの貴族探偵の世界に、新キャラの女探偵がくわわったことでよりドタバタギャグ感が増して楽しく読めた。高徳さんのような、事件ばかりを解決して食べていっている探偵は実際にはいないと分かっていても、ロマンがあるなあと。気が強くて、でも最後まで貴族探偵にしてやられるコミカルさも可愛い。この二人のドタバタはまだまだ読みたい。
投稿元:
レビューを見る
『貴族探偵』シリーズ第2弾、短編集。
新キャラクターの女探偵・高徳愛香を主軸とした物語。
5編ある短編の内4編が同じ構造で、
女探偵が殺人事件に遭遇→
事件の関係者に貴族探偵がいる→
関係者が女探偵に調査を依頼→
女探偵が事件を推理→
犯人は貴族探偵だと名指し→
貴族探偵の執事や使用人が真相を暴く→
女探偵ガッカリ。。。という流れ。
ただ最後の短編は、女探偵と貴族探偵がいる場所で殺人事件が起きるが、
事件現場に貴族探偵の使用人がおらず陸の孤島状態。
ついに貴族探偵自ら推理を披露するのかと思いきや、
女探偵の推理が的中し事件は無事解決。
ただ今までと違って女探偵に調査を依頼したのは友人や関係者ではなく、
貴族探偵だったことが判明。
貴族探偵曰く
「君は私の所有物だったのだから事件を解決したのは私だ」
最後に貴族探偵が女探偵に
「使用人が多忙なときは使用人として依頼するよ」
と言い放って終幕。
投稿元:
レビューを見る
「貴族探偵」に続く連作短編ミステリ。「富豪刑事」のオマージュなのかしら、な貴族探偵設定はけして嫌いじゃない。かつ、こちらの作品でより生きててさすがーって思った。
やや空回り気味の女探偵が可愛くて、実写化するならこの子がキーだなー、なんておもっていましたが、ドラマ化のときは最初から出るのかな?
投稿元:
レビューを見る
貴族探偵と駆け出しの女探偵の推理合戦。
とは言いつつも、事件を解決するのは貴族探偵の使用人。
決して無能ではないけど、最後の詰めが甘い愛香。いつも最後は、貴族探偵の使用人にしてやられてしまう。
貴族探偵は、相変わらず何が起きてもマイペース。ふたりの関係は謎解きはディナーの後のふたりに似てるとも思いました。立場は逆ですが。
最後の、なほあまりあるの最後の展開は面白かったです。
投稿元:
レビューを見る
著者の作品には珍しい探偵らしい探偵高徳愛香が登場し彼女の推理と貴族探偵の推理の対決が見もの。
ただし、探偵らしい愛香は貴族探偵が存在する事件においては噛ませ犬の立場にしかなれない。
愛香自体は人間としては真人間といっていいほど「普通の人」であるのでいつの間にか「がんばれ、まけんな!」と応援してしまう。
が、やはり最後まで貴族探偵の掌で弄ばれる。
弄んでいる気は当人にはないだろうが。
貴族探偵にはまっとうな探偵であるが普通の身分である愛香が勝つことはできないのだろうか。
貴族に庶民が刃向かえないように。
投稿元:
レビューを見る
今回も面白かった。そして今回も騙された!悔しい!悔しいけど、やっぱりこの作家さんが好きだなぁ。
愛華の頑張りに、まぁまぁ主役は貴族探偵だし、と思いつつ話が進むにつれ、頑張れ!と応援しだしてからの、あのラスト。
ただただ、楽しい時間だった。
投稿元:
レビューを見る
やっぱりこの人の作品は面白い。
前作、貴族探偵もよかったですが
本作では女探偵の高徳愛香という新キャラが登場し、また違ったテイストになっています。
愛香の周りで事件
↓
使命感により操作開始
↓
愛香の推理
↓
貴族探偵の使用人の推理
という決まった流れです。
愛香が健気で、一生懸命で可愛い。
今までの麻耶さんのパターンだと
愛香がブラックになりそうですが、
本作ではそんなことはなく、安定した主人公キャラでした。
ドラマ化で武井咲さんが演じるということで、ぴったりなんじゃないかな。
そして、やはりひねりのあるお話が一つ。
詳しくは書きませんが、
あれ?誤植かな?と思ってしまう部分があります。
さすが麻耶さんだと思いました。
投稿元:
レビューを見る
前巻も読んだことだし、ドラマもはじまるし読んでみようかな?って。うん、でもなかなかウキウキしないのです。