喪服の情人
透けるような白い肌と、憂いを帯びた瞳を持つ青年・ルネは、ある小説家の愛人として十年の歳月を過ごしてきた。だがルネの運命は、小説家の葬儀の日に現れた一人の男によって大きく動...
喪服の情人
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商品説明
透けるような白い肌と、憂いを帯びた瞳を持つ青年・ルネは、ある小説家の愛人として十年の歳月を過ごしてきた。だがルネの運命は、小説家の葬儀の日に現れた一人の男によって大きく動きはじめる――。亡き小説家の孫である逢沢が、思い出の屋敷を遺す条件としてルネの身体を求めてきたのだ。傲慢に命じてくる逢沢に喪服姿のまま乱されるルネだが、不意に見せられる優しさに戸惑いを覚え始め…。 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
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見た目絹服の妖精、中身は大和撫子
2016/11/20 16:15
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のりのり - この投稿者のレビュー一覧を見る
古い屋敷にあった、しっとりしたお話でした。高原先生のお話は設定がハードなものも多いですが、これはそんなにハードではありません。ルネは屋敷を守るために身を投げ出すとありますが、逢沢が優しいので、愛されてるかも?勘違い?という感じで話は進みます。ルネは結構鈍感です。
最後には両想いになって屋敷も有効に残せるのですが、実は逢沢は・・・という秘密がちょっと面白かったです。その設定が生きるのが、特に本文あとについているスピンオフ。逢沢の行動の裏にある、分かりにくい気持ちが分かるし、ルネも大人しいだけでなくタフで頑固なところがあるのがよく分かります。2つ目のスピンオフは死んだ小説家視点で、特にこれが最後にいい味を出しています。じいさん、じつは色々仕掛けてたんだなぁ・・・
西洋の古い屋敷には、絹服の妖精(シルキー)が住んでいるそうで、それがぴったりくるようなルネの描写とイラストでした。
ファンタジー、かな?
2017/12/30 17:24
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:てひう - この投稿者のレビュー一覧を見る
受け目線で語られる文章、はじめは攻めがどんな人かみえず、受けの思い込みもあり怖い。ただそんなわけないんで、変化を楽しんだ。いやあ、甘かったなあ。
攻めの友人目線のシーン、よかった。いろいろかわいい。
このストーリーの発端の、亡き攻めの章をみれば、ぐっとファンタジーに寄る。ちょっと寒いw
昼ドラチックです
2017/05/18 17:16
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:さみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ずっと気になっていた作品。面白かったです!愛人契約から恋人同士になるまで、苦しかったふたりなのに、最後は本来の性格がオープンになってバカップルに!それほど気持ちを抑えていたふたりの恋だったのかなと。ルネの妖精美人が美しかったです。
タイトルに惹かれて
2020/03/30 10:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にゃお - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルに惹かれて購入しました。
ルネ綺麗だし、逢沢とも最後ハッピーエンドなんですがお祖父さんの思い出が凄すぎてそこに意識行っちゃってるねもお祖父さんの方が好きだし展覧会みたいなのもしてるしちょっとモヤモヤが残っちゃいました。