緊迫感あふれる展開
2017/10/21 22:08
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投稿者:L - この投稿者のレビュー一覧を見る
場所が場所だけに初めから終わりまで緊迫感あふれる展開でした。途中、いじめっ子への制裁はスカッとしました。
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投稿者:なみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
平和なホームドラマに、狙撃された者の無残な幻影がまとわりつく。ミスマッチで、ちょっと違和感があった。違和感をうまくまとめていると思うが、子ども達の後ろに霊がいるようで、薄気味悪かった。
ホームドラマだけでもおもしろいし、ハードボイルドだけでも読み応えあるだろうが、合体して、母親が狙撃犯だと、なかなか難しい。
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投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
途中、子供を育てる主婦という設定を生かしてクスッと笑えるところを
設定してありますが。
最後がもっと楽しい展開だったら良かったのに。
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*「もう一度、仕事をしてみないか」。二人の子どもにも恵まれ、ささやかながら幸せな日々を送る福田曜子の元に届いた25年ぶりの仕事の依頼。幼い頃にアメリカで暮らした曜子は、祖父エドからあらゆることを教わった。格闘技、護身術、射撃、銃の分解・組立…。そう、祖父の職業は暗殺者だったのだ。そして、曜子はかつてたった一度だけ「仕事」をしたことがあった。家族を守るため、曜子は再びレミントンM700を手にする*
荻原流奇想天外かつとぼけた面白可笑しい内容と勝手に思っていたので、意外なシリアスさと重みに途中からギブ気味に。ユーモア溢れる荻原調と、それにそぐわない展開のアンバランスさよ。読後も胸のざらざら感が拭えず。
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一般的な主婦が殺し屋、なんていう設定はサイコーに面白いのに、中々前に進まず展開が遅くて中だるみしまくりでした。
途中でところどころ読み進めるのが苦痛になるほどに苦労したくらい、なんというか展開の遅さ、丁寧な現状の様子はいいんだけども、何にも進展しない展開にストレスたまりました。
ラストのオチも設定のインパクトが強すぎたからなのか、全くもって、ふーーーん。くらいの感じでした。
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10代の頃に依頼され他人を殺した主人公。
現在二児とへたれな旦那を抱えた専業主婦として念願のマイホームを得て平和に暮らしていたのだけれど、25年を経て再び仕事を依頼され、というお話。
荻原浩らしく軽い読み口でさらさらと読め、主人公の状況は重たいもののそこまで重さを感じさせません。
そして生きることに対してほんの少し優しく背中を押してくれる感じが荻原浩らしく、近頃重たいものばかり読んでいた私にはとてもいい息抜きとなりました。
映画を観ているような感覚でした。(ミニシアター系ですね)
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惜しい!!何かが惜しい作品だ。ママの銃を操る姿はカッコイイし、暗殺者の祖父に小さい頃から教えこまれてる語りも読み応えあるのに・・・何かが足りない気がしてしまった。
娘を虐めから守るママは、有り得ない程にぶったまげだし、、面白かったのに・・・何故か、惜しい!!と思ってしまいました。何が惜しいのかは、まぁ読んでみて下さい(人に丸投げw)
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主婦で暗殺者。このギャップをどう埋めるのか。
エンタメに徹するのか、シリアス路線にするのか。
難しい設定なんだけど、ほどよく、バランス良くまとめていると思う。
ただ、やはりどうしても中途半端の感は否めない。
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幼少期にアメリカの祖父へ預けられ、銃の打ち方を仕込まれた曜子。
自分を育ててくれた祖父が暗殺者であったこと、そして一度だけ祖父の仕事を肩代わりしたことがあることを「秘密」として抱えています。
40歳を超え、二人の子どもと、少し頼りないながらも優しい夫と、ささやかながら幸せに暮らしていた彼女の所へ、以前の仕事の依頼者でもあったエージェント「K」から連絡が入ります。
家族に危害を加えられないようにするため、また報酬を家計の足しにするため、ふたたび仕事に向かいますが、主婦であるということ、そして「銃」が違法な日本が舞台であることなどから、独特のハラハラ感を味わうことができます。
家族ドラマとして読むと、長女や夫を元気づけたり、トラブルを解決するために母親として奮闘したりしている主人公の姿に、胸がスッとする部分もありました。
一方で、ハードボイルド小説、として読むと少し物足りない部分があったように感じました。狙撃についてや銃器についての知識などはアメリカの実情がリアルに描かれているように感じましたが、特に、作品全体のエンディングについて、(特に代案があるわけではないのですが)もう少し別の終わり方でもよかったのではないかな、と感じました。結局、曜子自身がどのように「過去」と向き合い「未来」を歩んでいこうと思ったのか、というメッセージがもう少し明確だと良かったかな、と思います。
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設定は好きなんやけど、何か雰囲気が暗くてあまり楽しめる感じではなかった。何かが足りない感じ。
でも、オカンがライフル使えるとか最高やんね。しかもめちゃくちゃ上手いどころか、組み立ても出来る。凄腕スナイパーかっこええやん。まっ、我が娘を守る気持ちは分かるよ。
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タイトル買いである。オクラホマの祖父エドに攻撃的護身術を叩き込まれた曜子。帰国子女なのに、高卒の曜子には厳しい学歴社会の日本だった。祖父の代わりに一度だけアメリカで暗殺に関わってしまった曜子。25年の歳月を経て、結婚して2児の母となった今、再び暗殺の依頼が。家族を守るため、葛藤を抱えながらの暗殺。そして、中盤は娘を守るための過激な行動。最後の暗殺指令は……1冊で3度のピークを作った本作は、なかなか面白い。
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荻原作品にしては珍しく「面白い!」って感じるまでに時間がかかる一冊でした。
主人公の「仕事」のシーンはハードボイルド、「家庭」のシーンはドラマっぽくいろんなジャンルが混在している印象でした。
最後の数十ページ、主人公の葛藤や明かされていく真実には涙してしまいました。。。
そして、子どもの親の異変への敏感さはみんな共通なんだと改めて思いました。
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少し前の時代のアメリカ映画を見ているよう。好きな作家さんですが、新しい一面を見たようで、ますます好きになりました。
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最初、小説のヒロインがこんなことしていいの(°д°)、と思ったけど、家族を守る母は強し。そしてとても優しい(^-^)
こんなふうに強くなれたらいいな(*^_^*)
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個性的な表紙
マイホームを手に入れた主婦 曜子
ある日突然 電話がかかってくる。
何十年の昔の知り合い
かつての仕事の依頼主 題名の狙撃銃に関する仕事
ありえない設定にも関わらず 面白い
引き込まれていく
内容はめちゃくちゃに等しいが 何故か人の気持ちを掴んでしまう。
一気に読み終えました。