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  • カテゴリ:一般
  • 販売開始日: 2017/01/05
  • 販売終了日:2017/01/18
  • 出版社: SBクリエイティブ
  • レーベル: SB新書
  • ISBN:978-4-7973-8548-9

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【期間限定特別価格】宗教消滅

著者 島田裕巳

かつて隆盛を誇った新興宗教は、入信者を減らし、衰退の一途をたどっている。著者は、毎年恒例のPL学園の花火が「地味に」なっていることから、日本の新興宗教の衰退を察知。日本の...

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【期間限定特別価格】宗教消滅

税込 440 4pt
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宗教消滅 資本主義は宗教と心中する (SB新書)

税込 880 8pt

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商品説明

かつて隆盛を誇った新興宗教は、入信者を減らし、衰退の一途をたどっている。
著者は、毎年恒例のPL学園の花火が「地味に」なっていることから、日本の新興宗教の衰退を察知。
日本の新興宗教の衰退は、なにを意味するのか――。

本書は、世界と日本の宗教が衰退している現象を読み解きながら、
それを経済・資本主義とからめて宗教の未来を予測する。

共同体を解体しつくした資本主義は、宗教さえも解体し、どこへ行きつくか。
拠り所をなくした人はどうなっていくのか。
ポスト資本主義の社会を「宗教」から読み解く野心的な1冊。

目次

  • 1章 誰も神を信じない世界
  • ・福音派が中国で10%を超える
  • ・再びイスラム教に支配されるヨーロッパ
  • ・ブラジルでカトリック信者が激減
  • ・神を信じる人が激減するアメリカ
  • ・テロリストを夢見るヨーロッパ移民
  • 2章 資本主義が宗教を殺す
  • ・財政破綻のギリシアに共同体はゼロ
  • ・周縁をなくした資本主義

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みんなのレビュー8件

みんなの評価3.6

評価内訳

紙の本

資本主義によって宗教と人類は消滅するのだ!

2016/02/26 21:04

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る

インパクトのある表題を見て衝動買いしました。
 世界の宗教に何が起きているかを俯瞰(第1章から第4章)した上で、宗教と資本主義との関係を考察(第5章)、日本および世界の宗教の行方を予想する(第6章、第7章、終章)内容でした。
 世界の宗教情勢については「ヨーロッパを中心とした先進国は、キリスト教の教会離れが進行し、無宗教に向かっている。また移民が増えた結果、ヨーロッパのイスラム化が進む一方、経済発展が続いている国々では、プロテスタントの福音派を中心に新しい宗教が勢力を拡大。日本は人口減少社会に突入したことで、宗教が力を失っている」とのこと。
 そして「宗教は地域や村落共同体、家族や一族といった共同体を基盤においていて、その共同体を資本主義は破壊する(163ページ)」。また「資本主義社会は、当初、新宗教に拡大の余地を与えても、低成長の時代に入ることで、その余地を奪う」。そして「ロボットが労力を担い、社会のあらゆる側面が自動化された時代において、人間という存在は本当に必要か。人間を必要としない社会には人が生きる余地はない。資本主義こそが、人類社会にとって脅威。宗教が消滅する世界は人類が消滅する世界(240ページ)」というSF小説真っ青な結論でした。

 資本主義が人類消滅の元凶というのであれば、いかなる社会であれば良いというのでしょうか。島田氏は案を示すべきです。テーマは興味深く、つかみは良かっただけに、言いっ放しの残念な結論でした。
 ところで私事ですが、いずれは墓守ができなくなるので、祖父母・両親の墓を処分したいと寺に相談したのですが、何と3百万円も要求されました。これが葬式仏教の現実です。日本において宗教が衰退しても仕方ないような気がします。

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紙の本

新宗教の動向を知りたいと思って読みだしたら・・・

2016/06/03 23:18

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:hibifuon - この投稿者のレビュー一覧を見る

帯の一番目立つところに、創価学会でさえ信者激減!?とあり、天理教や立正佼成会ですら大幅減の数字が。それに興味を持って読みだしたら、冒頭にPL教団の花火大会の規模がかなり小さくなっていて失望した・・という体自身の験から話が進んでいきます。宗教団体自身が公開している数字でさえ、かなり信者を減らしている実例が出され、実態に裏打ちされたものだということが分かってきます。そしてそれは、日本だけの話ではなく、ヨーロッパでも、宗教離れが、どんどん進み、教会は放棄され、モスクになっているとか。移民の増加でキリスト教の信者が減る中、イスラム教の信者が増え、それが移民問題の軋轢の一つの要素になっていることを感じさせます。
資本主義が行きついた結果によって起こる世俗化。それによって、今でも経済成長が進んでいる国は別として、宗教離れが進み、いずれ全世界的にその流れは進んでいく。資本主義の行きつく先が、コミュニティの崩壊と無縁社会であるのならば、人間社会の終わりもまた、宗教の消滅とともに起きるのかもしれないと島田氏は結ぶ。もちろん、これは仮設ではある。簡単に宗教は消滅しないだろうし、資本主義もまた。ただ、固い信仰で結ばれたかつての時代はもう来ない。それだけは間違いなさそうである。

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2016/03/15 08:10

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2016/08/22 22:01

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2017/06/25 18:30

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2019/04/07 00:25

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2019/04/03 11:21

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2021/04/05 20:49

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