紙の本
サラ登場!
2022/10/02 11:50
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投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
この巻からサラ・リントンが登場!でも、最初の方でジェフリーが殺されていることが判明。まだ和訳されていない本の話なので、ちょっとショック。ここに来るまでの流れが知りたいっ!早く和訳してほしいって思いました。さて、事件の方は、例によって残虐。やはりサラが入り、役者が揃った感があります。サラとウィルの関係がどうなるかにも注目ですが、犯人は誰なのかも楽しみにしつつ、下巻へ!
紙の本
ハンティング(上)
2019/05/19 08:00
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投稿者:J.J. - この投稿者のレビュー一覧を見る
出だしから息をつかせぬ展開、十一と言う数字は何を意味するのか、新たにグラントカウンティーシリーズのサラリントも加わり、犯人を追いつめて行く。
紙の本
登場人物が誰ひとり幸せじゃない稀有なシリーズ
2017/07/29 11:14
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投稿者:かしこん - この投稿者のレビュー一覧を見る
<GBI特別捜査官ウィル・トレント>シリーズ第3弾。
実はここから日本の版元が変わってて、2作目の前に3作目が出版されるという悲劇が。 結果的に、急いで先に2作目を読んでおいてよかったです。 レギュラーメンバーの人間関係がすごいことになってるから! 解説でも1・2作目が他者から出ていることに言及してないんだけど、それってどうなの? なんか不親切じゃない? そりゃ、作者名で検索かければわかることではあるけれど。
田舎道を運転していた老夫婦が、突然飛び出してきた鹿をはねてしまう。
が、鹿だと思ったそれは、全裸のうえ拷問されたような跡もあり、さらに深手を負った女性だった。早速ERに運び込まれた被害者だが、近くで監禁されていて逃げてきたに違いないと感じたウィルは、捜索の結果、森の奥で監禁部屋らしきものを発見し、更にもう一人の女性の遺体を発見する。
有力な手掛かりがなく捜査が難航する中、被害者と外見が似たタイプの女性が行方不明になったことが明らかに。同一犯の犯行なのか、どうすれば犯行を止めることができるのか・・・という話。
いやー、グロさはどんどんパワーアップしてます。
しかしなんというか・・・被害者たちをここまで“同情できない雰囲気”のまま描いちゃうってすごいというか、勇気あるなぁと思ってしまいました。 彼女たちには彼女たちの事情があるんだけど、それがわかっていても心を閉ざしまくる相手に対しては共感しにくい、という個人としての本質がつきつけられて、「あぁ、あたしって偽善者」とか読んでて思わされてちょっと落ち込む。
サラ・リントンという医師が今回からレギュラーに加わります。 というか、もともと彼女が検死官をしていたシリーズが別にあって、いろいろあって過去の傷を背負って流れついたのがジョージア州の総合病院だったという。彼女の過去はチラ見え(以上かも)ですが、相当な目に遭った様子。なんで悲惨な過去を持った人物ばかりが集まってくるのか、もはや事件そのものよりもそっちの方が気になってくる(ある意味、シリーズものとして正しい形)。
犯人はなかなか盲点の位置に配置してあって、そのへんはやはりうまいなぁ。
とはいえ、事件を解決するたびにウィルはひどい目にあっている・・・しかも、プライベートでもアンジーと結婚しちゃったんだよね! なのに相変わらず振り回されてて、ウィルには平穏というものが訪れないのか、そもそも彼が<平穏>という状態を知らないからこうなっているのではないかと、ほんと彼の人生がとても心配です。
まっとうにウィルを心配してサポートしていた仕事のパートナー・フェイスにも個人的な大問題が二つも降りかかるし・・・誰ひとりまともな状態じゃないってのがすごい。
いろいろ悲惨すぎて続きが気になって仕方ない。
あぁ、これって海外ドラマを複数シーズン見続けちゃう理由と一緒だ・・・。
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導入部から持って行かれます
意識や感覚を鷲掴みにして‥
もうノンストップで読むっきゃないって感じです
冒頭、交通事故で跳ね飛ばされた女性は瘦せおとろえ、暴行された跡があり、しかし周りにはそれらしき建物もなく、何処から来たのか?
その謎を解くのは識字能力に欠けるウィルと心ならずも妊娠してしまいおまけに糖尿病になってしまったフェイスの2人の警部
どうなる!この先の展開…きになるぅ〜〜
あー 下巻にGO
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刑事に焦点を合わせて書かれていて、犯人側の記述がほぼ無かった。でも犯人目線の部分もあるともっと面白かったと思う。被害者が犯人に何をされたのかも、書かれているようで書かれてない…というか。
上巻はそんな感じ。
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登場する女たちが、ため息が出るほど嫌なやつばっかり
そんな中、サラだけが聖女に見える キラキラ✨
K・スローターは女が持っている、どす黒い部分を描くのが上手い な ☆4.5
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今回も陰惨な猟奇殺人が発生、挑むのは前作からコンビとなったウィルとフェイス。
じっくりと物語は展開されるが、話しの密度が濃いがスピードが遅いうえにレールに乗ったようにやや単調な物語運び。しかも、あまりに陰湿な殺害手順が長々と描写されるのには閉口する。そこまで残酷にしなくてもいいのに…。
とはいえ、相変わらず文章、特に会話の巧さは光る。
よくぞ考え付いた、というような比喩やエッジの効いたユーモアが物語の暗さを救っている。
後半の意表を突く展開に期待。
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面白い! 久しぶりに描写で怖気を振るった。被害者達に加えられた暴力は吐き気がするほど酷たらしいが、それに比例して犯人への憎悪もまた深くなっていく。こうでなくっちゃね。どんどん読み進んでしまう面白さ。シリーズ全作を追いかけようかと考えている。さあ、下巻に突入だ。
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カリン・スローターを数作読みましたが、デビューの「開かれた瞳孔」に次ぐ年代の本なので、続けてアップします。
(間の作品は読んでいないので抜けてますけど…)
女医サラ・リントンが主役のグラント郡シリーズがまず発表され、途中から始まったウィル・トレントのシリーズも同じジョージア州の話。
ウィルはジョージア州捜査局(GBI)特別捜査官。地元警察で間に合わない事件などを担当するようです。
この作品はシリーズ3作目に当たり、前作からウィルはフェイスと相棒になっているとのこと。
車道に飛び出してきた女性は異様な有様だった…
ウィルは森の奥に女性がいた場所を発見する。
それが連続殺人事件が現れてくる発端でした。
スリリングな描写で一気に引き込まれます。
どこまで怖くなるのか心配しつつも。
ウィルのパートナーのフェイスは、十代で子を生んだシングルマザーだが、十数年後の今また妊娠中。
不調を抱えながら、捜査にまい進。
フェイスの母も元警官で、迫力ある上司アマンダの若い頃からの友人でもあります。
強い女たちの存在感がすごい。
サラ・リントンは、夫を殉職で亡くしていて、アトランタに引っ越しています。捜査でウィルと関わることに。
ウィルとは、ほのかな好意を抱きあっていますが。
他の女性と比べ、一服の清涼剤のよう(笑)
つらい過去と障碍を背負っているウィルは優しくて有能!
ある意味、理想の男性として描かれていますね☆
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主な感想は下巻で
ウィル・トレントシリーズ3作目
別シリーズのサラが合流(時系列はグラント郡シリーズの後)
サラの生活が一変している…
(1作目が復刊、続編も発売予定)
のがめちゃくちゃ気になるが、
幼馴染の妻、同僚、高圧的な(テイザー銃でウィルを撃ったことのある)上司と
強い女性陣に囲まれたウィル
サラが加わってどうなるかと思いきや…
混乱もなく、むしろいい感じになってる。
ガツンと殴られるような残虐な事件なのだけど読んでしまうなぁ…
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図書館の本 読了
内容(「BOOK」データベースより)
田舎道にふらりと現れ、車に轢かれたという意識不明の女性がERに運び込まれた。全裸の女性の体には拘束され、拷問されたような傷が無数に走り、奇怪なことに肋骨が1本もぎ取られていた。ジョージア州捜査局特別捜査官ウィル・トレントは事故現場に急行。森の奥深くでおぞましい拷問部屋を見つける。地中深くに掘られた不気味な穴の中は血に染まり、死臭に満ちていた―。
感想は下巻で
Undone by Karin Slaughter
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田舎道で、車に轢かれる女性。その女性は、拷問を受けていたような傷があった。
ここから、物語が始まる。
上巻では、捜査をすすめるジョージア州捜査局特別捜査官ウィルとフェイスのコンビが事件の真相を追う展開。なかなか手がかりがつかめない中、新たな失踪事件が発生する。
犯人の目的は?被害者の共通点は?
下巻に続く・・
本書に登場する、ウィル・トレントさんを主人公にしたシリーズになっているとのこと。本書が気に入れば、きっと全巻読みたくなるのだろう。
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初カリン・スローター。
amazonで評価が高いことで気にはなっていたが、このミスでは名前を見かけないため、何となく手に取る機会がなかった。
ジョージア州アトランタ。
施設育ちでディスレクシアの障がいを密かに抱える紳士的な態度を貫くウィル・トレントと32歳にして18歳の実の息子をもつややヒステリックぎみのフェイス・ミッチェルのでこぼこ捜査官コンビによる事件録。
物語冒頭の被害女性達が発見され、受けた所業が明らかになっていくくだりは場面展開こそ違えど、そのえぐみが『その女、アレックス』を彷彿とさせた。
その後の流れは捜査官ものの王道ではあるが、ウィルのぶれない立ち振る舞いがとてつもなくかっこよく引き込まれていく。
困難を抱えながらもぐっとこらえて理想を貫くのは現実には難しい。
難しいからこそ、その姿を人間臭く描かれると眩しく感じると共に身を正したい気にさせられる。
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田舎道にふらりと現れ、車に轢かれたという意識不明の女性がERに運び込まれた。全裸の女性の体には拘束され、拷問されたような傷が無数に走り、奇怪なことに肋骨が1本もぎ取られていた。ジョージア州捜査局特別捜査官ウィル・トレントは事故現場に急行。森の奥深くでおぞましい拷問部屋を見つける。地中深くに掘られた不気味な穴の中は血に染まり、死臭に満ちていた―。
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気になっていたカリン•スローター作品を初読みです。
拷問、誘拐、連続殺人...つかみはOK♪
ジョージア州捜査局特別捜査官のウィル•トレントとその相棒フェイス•ミッチェルが活躍するクライムノベル作品。
上巻の後半で出て来た事件と繋がりのありそうな『11』という数字。
『11』が持つ意味が解明された時にきっと本事件は解決へと向かうのだろう。
下巻にはどんな展開が待っているのやら。
楽しみに読み進めていきたいと思います。
説明
内容紹介
地中深くに掘られた拷問部屋――
無数の血痕が物語る、連続殺人犯の悪魔のような手口。
極上のクライム・ノベル
――マイクル・コナリー
田舎道にふらりと現れ、車に轢かれたという意識不明の女性がERに運び込まれた。
全裸の女性の体には拘束され、拷問されたような傷が無数に走り、奇怪なことに肋骨が1本もぎ取られていた。
ジョージア州捜査局特別捜査官ウィル・トレントは事故現場に急行。
森の奥深くでおぞましい拷問部屋を見つける。
地中深くに掘られた不気味な穴の中は血に染まり、死臭に満ちていた――。
内容(「BOOK」データベースより)
田舎道にふらりと現れ、車に轢かれたという意識不明の女性がERに運び込まれた。全裸の女性の体には拘束され、拷問されたような傷が無数に走り、奇怪なことに肋骨が1本もぎ取られていた。ジョージア州捜査局特別捜査官ウィル・トレントは事故現場に急行。森の奥深くでおぞましい拷問部屋を見つける。地中深くに掘られた不気味な穴の中は血に染まり、死臭に満ちていた―。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
スローター,カリン
エドガー賞にノミネートされた『警官の街』や、発売するやいなやニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーリストにランクインした『プリティ・ガールズ』をはじめ、“ウィル・トレント・シリーズ”“グラント・カウンティ・シリーズ”で知られるベストセラー作家
鈴木/美朋
大分県出身。早稲田大学第一文学部卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)