オスとメスはどちらが得か?
著者 稲垣栄洋
オスが1パーセントしかいないギンブナ、オスからメスに性転換するクマノミ、ハーレムを作るゾウアザラシ、メスに貞操帯をつけるギフチョウ、一夫多妻のオランウータンと乱婚のチンパ...
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商品説明
オスが1パーセントしかいないギンブナ、オスからメスに性転換するクマノミ、ハーレムを作るゾウアザラシ、メスに貞操帯をつけるギフチョウ、一夫多妻のオランウータンと乱婚のチンパンジー、おしどり夫婦ではないオシドリ……人間が男と女で苦労しているように、実は、生物たちもオスとメスの存在に振り回されている。それは子孫を残すための熱い戦い。その悲喜こもごもの世界に迫る一冊!
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いろんなオスとメス
2022/08/06 23:26
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
生物のオスとメスについて、ハーレムを作るもの、乱婚制のもの、一夫一妻制のもの、性転換するものなどさまざまな事例が紹介されており面白かった。
オスとメスはその役割に忠実に生きていくべきである。
2021/06/13 22:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:FA - この投稿者のレビュー一覧を見る
『実は、生物学的に、男と女というふたつのタイプの個体が存在する理由はよくわかっていないのだ』そうだ。本能のままに生きていくのは、決められた変化のない環境では、優れたシステムである。しかし、ひとたび環境が変化してしまうと本能ではだめで、「知能」が生まれた。その知能が発達を続ける中で、男と女が出来上がったという。
命の輝きを保つために、生命は限りある命に価値を見出した。そして、輝きを放った命は、新しい輝きを次の世代の子どもたちに託す。それこそが、オスとメスという仕組みなのである。
作品名は、得か損かとなってますが、そんな問題は作品中にはありません。それどころか、命の輝きの前では、大きな問題ではなく、本能ではなく知能で生きていくならオスとメスはその役割に忠実に生きていくべきである。