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流血女神伝 砂の覇王6
クアヒナの港から海路でリトアへ向かったバルアンとカリエの船は、海賊船に襲われた。船倉に放り込まれ、ひどい船酔いで気を失ったカリエが目を覚ましたのは、最初の船とは別の大きな...
流血女神伝 砂の覇王6
砂の覇王 6 (コバルト文庫 流血女神伝)
商品説明
クアヒナの港から海路でリトアへ向かったバルアンとカリエの船は、海賊船に襲われた。船倉に放り込まれ、ひどい船酔いで気を失ったカリエが目を覚ましたのは、最初の船とは別の大きな船の中だった。そして現れたのは、ラクリゼとエティカヤの大海賊・トルハーン! ラクリゼは、トルハーンと接触し、彼のもとにバルアンたちを送り届けるように命じられていたという。いったい何のために――!?
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紙の本
南国の海賊島生活
2009/09/22 15:32
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
海賊としての生活になじみつつあるカリエ。しかし、エティカヤの政変とルトヴィアの海賊征伐は、彼女をいつまでも楽しい生活のままにはおかなかった。
この物語にはタイトルの通り、流血女神ザカリアの力が隠然とはびこっている。それは直接表に出てくることはないが、ザカールの血をひく者をからめ取り、彼らがその意思を慮って行動することにより、大国の行く末すらもその掌中におこうとする。そういった人外の力の中で、カリエの果たす役割とは何なのだろうか?
今回、終盤では、白兵戦の様子も出てきます。服わぬ人々の悲哀と、戦争が彼らを生み出すという現実を前にして、カリエの心が受ける影響は、かなり大きそうです。