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みんなが知りたい!世界と日本の「戦争遺産」 戦跡から平和を学ぶ本
著者 著者:歴史学習研究会
※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機...
みんなが知りたい!世界と日本の「戦争遺産」 戦跡から平和を学ぶ本
みんなが知りたい!世界と日本の「戦争遺産」戦跡から平和を学ぶ本 戦いによる「負の遺産」を心に刻み争いのない世界への想いをあらたに! (まなぶっく)
商品説明
※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
日本・世界の戦争と、それにまつわる「戦争遺産」を紹介し、今の小学生に継承する一冊。 戦いによる「負の遺産」を心に刻み、争いのない世界への想いをあらたに! 二度の世界大戦の戦跡を中心に、軍事施設跡や内戦の爪痕などを紹介。 歴史や背景もわかりやすく解説。 調べ学習に役立つビジュアル版。
● 原爆ドーム ( 広島 )
● 平和記念像 ( 長崎 )
● 東京湾要塞の猿島 ( 神奈川 )
● 沖縄平和祈念公園 ( 沖縄 )
● バンザイ・クリフ ( サイパン )
● ナチスドイツ強制収容所 ( ドイツ/ポーランド )
● スタリ・モスト ( ボスニアヘルツェゴビナ )
● クネイトラ ( シリア )
● キリング・フィールド ( カンボジア )
● クチの地下道 ( ベトナム ) 他
人類の歴史は常に戦争とともにありました。人々は資源や土地、思想やプライドを賭けて争い、その跡にはたくさんの悲しみが残ります。それは日本も同様で、近代兵器による戦争が始まると、戦いは海を越え多くの人々や建物、土地を破壊し侵略していきました。世界にはこのような争いの影響を受けた軍事施設や工場、戦争に関する建造物や事件の跡地がたくさんあり、これらを「戦争遺跡」と呼びます。「戦争遺跡」から得られる情報は貴重で、現在は史跡や文化財に指定され、保存されているものも多くあります。これらは「負の遺産」であり、当時のできごとを知る教材でもあり、平和の問題を考えるきっかけとなるものです。
歴史の感じ方や捉え方はひとによって異なり、正解もありません。ただ、事実として、目をそむけたくなるような「悲惨な悲しい歴史」があったのは確かです。
この本を読んで戦争を知り、平和の大切さを学び、また自分自身で考え・感じてもらい、みなさんの学習を深めることができればと願っています。
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「遺す」思いの様々も考えたい。
2017/11/07 16:01
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投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
原爆ドームやアウシュビッツの収容所など、良く知られている物も含め世界中の戦争遺産を写真で紹介する。
『歴史の感じ方・捉え方に正解はない。ただ、事実として悲惨な歴史があったことは確か。』。これは「はじめに」に書かれた文章である。本書に掲載されたどの遺跡についてもそれを考えなくてはいけないと思う。戦争は一つの集団だけでは成立しない。「勝者」と「敗者」が違う考えで同じ場所を見ることもあるだろう。遺跡として残そうとした意図も様々だ、ということだ。
自分とは違う立場から残された遺跡についても、「そう思って残した人がいる」という事実などなにか学ぶことはできるはすである。
「遺す」かどうか。「津波の傷跡を遺跡として残すか」という議論も思い出す。「見ると思い出すので残したくない」人たちもいる。「忘れないための教訓として残したい」という人がいる。原爆ドームでもそうだっただろう。100年後の人たちはどう思うのか。そんな風に考えるのもそんな時には必要かもしれない。
学校の教材のような一冊であったが、「遺す」思いの重さを考えさせられた。