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精霊使いと花の戴冠
「太古の島」を二分する弦月国と焔弓国。この地はかつて、古の精霊族が棲む島だった――。弦月大公国の第三公子である珠狼は、焔弓国に占拠された水晶鉱山を奪還するため、従者たちを...
精霊使いと花の戴冠
精霊使いと花の戴冠 (リンクスロマンス)
商品説明
「太古の島」を二分する弦月国と焔弓国。この地はかつて、古の精霊族が棲む島だった――。弦月大公国の第三公子である珠狼は、焔弓国に占拠された水晶鉱山を奪還するため、従者たちを従え国境に向かっていた。その道中、足に矢傷を負ったレイルと名乗る青年に出会う。共に旅をするにつれ、珠狼は無垢な笑顔を見せながらも、どこか危うげで儚さを纏うレイルに心奪われていく。しかし、公子として個人の感情に溺れるべきではないと、珠狼はその想いを必死に抑え込むが、焔弓軍に急襲された際、レイルの隠された秘密が明らかになり――? 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
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甘い
2023/06/28 17:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
「双龍に月下の契り」から500年遡った時代の地続きの国の話。
攻めが受けに対して甘いというよりは攻めの身内に対してとかすべてに対しての姿勢が甘い。結果的にその甘さが功を奏したところもあるから何とも言えないが、裏切られたのになぜ…とモヤる部分もあった。
同人誌も含めると長いシリーズの一端だがこの本だけで独立しているようなので何の問題もない。(ちなみにこの後の玄月の話は同人誌の2,8巻にあるそうです。)
紙の本
精霊使い
2022/11/20 05:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
後書きによると
「双龍に月下の契り」続編同人誌2と8で描かれている弦月という国の数百年前の話(前日譚と言って良いのか?)
でも、未読ですが、この話はこの話として独立して読めるかと思います。
弦月公子の珠狼が不思議な少年レイルと出会ってという話です。
でもとにかく弦月の国の現状(自然所以によるもの)と政情
および大公家の跡取り問題が絡み合ってという話の方に軸足がおかれています。
細密な設定は破綻なく、この世界の政争に心惹かれます
そういう書き方もされているので恋の部分は薄め
バランスとしてどうかなぁとは思う
(あっさりしすぎて)
そして混乱(戦争とか含めて)の決着ぶりがわりとあっさり
筋は良いのに…って思うともったいない気がします。。
(特に大公と妃、
そして良琉那の結末がわりとあっさりめにしか書かれてないのがもったいない)
面白いのにバランスが悪いなぁっていう感が否めません
ページ数の問題かなとは思うのですけれどね。
最後のレイルの告白は「ええ、そうなの!!」的に驚きました。
(何に驚いたかは読んでいただけたらと)
設定(世界観)も物語も好みなだけにアンバランス感がもったいないなぁって
思った読み終わりでした。
余談ですが、
登場人物の名前が読みづらい…
珠狼や良琉那等々読みづらい感じのオンパレード
それだけならともかくカタカナ名も入ると逆に余計なのです
(何故、同じ国の人なのに漢字とカタカナが混在的に
身分差か?みたいには思うのですが
ちょっとそこら辺に個人的には悪戦苦闘してしまいました)
☆3.5